東武60000系電車 運用

東武60000系電車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/09 05:52 UTC 版)

運用

通常は野田線のみで運用されているが、2019年4月には東武スカイツリーライン・伊勢崎線を経由して佐野線に臨時列車として入線した実績がある[15]

今後の予定

2022年4月、東武鉄道は、東武アーバンパークラインに新型車両を導入するとともに、現行の6両編成を5両編成化し、省エネ化を図り環境問題に対応することを発表した。新型車両は2024年度以降から順次導入を開始するとした[16]

2024年4月、東武鉄道は、2025年から東武アーバンパークラインに新型車両80000系を導入することを発表した。導入両数は25編成125両だが、60000系を6両編成から5両編成に改造する際に派生する1両を80000系に転用するとしており、25編成のうち18編成は4両で新造するとした[17]。この発表により、本形式は全18編成が5両編成化されることが明らかになった。

東武鉄道広報部は「60000系については、モーターが付いていない付随車(大宮・船橋方の3号車)を80000系に組み込みます。この60000系の中間車は、80000系の車内インテリアに合わせる改造を行う予定です。」と述べている[18]。これによれば、本形式は3M3Tから3M2Tに組み換えされることになる。

脚注

参考文献

  • 鉄道ジャーナル社『鉄道ジャーナル』2013年8月号「東武鉄道新型車両60000系の概要」(東武鉄道(株)鉄道事業本部車両部設計課 倉持直樹/著)
  • 交友社鉄道ファン』2013年8月号「新車ガイド 東武鉄道60000系」(東武鉄道(株)鉄道事業本部車両部設計課 高木誠/著)
  • 日本鉄道サイバネティクス協議会『鉄道サイバネ・シンポジウム論文集』第50回(2013年11月)
    • 論文番号508「東武鉄道60000系電車用主回路システム」
    • 論文番号514「東武鉄道株式会社殿納め60000系車両用ATI装置の開発」

関連項目


  1. ^ a b 「東武アーバンパークライン60000系就役5周年記念乗車券」を発売いたします! - 東武鉄道、2018年5月
  2. ^ お客さまの快適性がますます向上します! 野田線(大宮〜船橋間)に新型車両「60000系」を導入します!』(PDF)(プレスリリース)東武鉄道、2012年11月6日。 オリジナルの2014年3月21日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20140321145558/https://www.tobu.co.jp/file/pdf/f898e7573fee77ed8d6119b15fb09ae3/121106_1.pdf2021年1月29日閲覧 
  3. ^ 千葉県営鉄道時代は非電化。
  4. ^ E04094:東武鉄道株式会社 S000DRNO:有価証券報告書 ‐ 第193期(平成24年4月1日 ‐ 平成25年3月31日)
  5. ^ 2012年度鉄道事業設備投資計画について (PDF) - 東武鉄道 2012年4月26日
  6. ^ 2013年度鉄道事業設備投資計画について (PDF) - 東武鉄道 2013年4月25日
  7. ^ 2014年度の鉄道事業設備投資計画について (PDF) - 東武鉄道 2014年4月30日
  8. ^ 2015年度の鉄道事業設備投資計画について (PDF) - 東武鉄道 2015年4月30日
  9. ^ 第195期 有価証券報告書 (PDF) - 東武鉄道 2015年6月26日
  10. ^ 東武野田線60000系もLED行先表示内容の更新が始まる鉄道ファン 2016年2月13日)
  11. ^ 新製品と新技術 電気式戸閉め装置“Rack☆Star”テクニカルレポート (PDF) - 社団法人日本鉄道車輌工業会
  12. ^ a b 日本鉄道サイバネティクス協議会『鉄道サイバネ・シンポジウム論文集』第50回(2013年11月)論文番号508「東武鉄道60000系電車用主回路システム」。
  13. ^ 2016年度の設備投資計画について (PDF) - 東武鉄道 2016年4月28日
  14. ^ a b c 日本鉄道サイバネティクス協議会『鉄道サイバネ・シンポジウム論文集』第50回(2013年11月)論文番号514「東武鉄道株式会社殿納め60000系車両用ATI装置の開発」。
  15. ^ 東武鉄道で"春の花めぐり号"運転 - railf.jp。2019年4月30日発信、同年5月1日閲覧。
  16. ^ 東武 アーバンパークラインに5両編成の新型車両 を導入します(PDF)”. 東武鉄道株式会社(2022年4月28日発表). 2024年4月17日閲覧。
  17. ^ 2025年から東武アーバンパークラインに5両編成の新型車両80000系を導入します(PDF)”. 東武鉄道株式会社(2024年4月16日発表). 2024年4月17日閲覧。
  18. ^ 東武野田線“新車”導入で大変化! 残る古い車両はどうなる? 東武鉄道に聞く”. 乗りものニュース (2024年4月17日). 2024年4月16日閲覧。





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