木更津キャッツアイ ワールドシリーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/15 09:59 UTC 版)
あらすじ
ぶっさんの死からもうすぐ3年になる2006年12月。バンビは木更津市役所に就職したが、アニとマスターは1年前に起きたとある事件がきっかけで喧嘩をして木更津を去り、キャッツアイのメンバーは離ればなれになっていた。
そんなある日、仕事で訪れた山奥の土地で「If you build it, he will come("それ"を作れば、必ず彼がやって来る)」という声を聞いたバンビはぶっさんの声だと確信し、アニとマスターに会いに行き木更津に連れ戻す。
実はぶっさんの死に目に会いに行かずお別れができていなかった3人は、ぶっさんを黄泉がえらせ「ばいばい」を言おうと聞こえてくる声をヒントに様々なものを作り、やがて正解にたどり着き"それ"を完成させたところ突然爆発が起きる。
ついにぶっさんの復活かと思われたが、現れたのは自衛隊から脱走してきたうっちーと謎のアメリカンゾンビ軍団であった。彼らの事情を聞いているところへ、うっちーを連れ戻しに鬼教官の杉本文子が現れ、追い回されたうっちーは再び山に逃げ込んでしまう。
残されたバンビたちが杉本にこれまでの自分たちのエピソードを話す中で、杉本が女子野球の全日本代表選手であることが発覚。ゾンビたちの勝手な提案で、キャッツとゾンビのチームが勝ったら大昔に木更津沖に沈んだゾンビたちの船を自衛隊が引き上げ、自衛隊女子チームが勝ったらうっちーに加えバンビたち3人も自衛隊に入隊することを条件に野球で対決することになる。
「負けたら自衛隊だ」と落胆しながら3人でグラウンドの整備をしていると、人数が1人多いことに気付き…。
果たして4人は、ぶっさんにちゃんと「ばいばい」を言えるのか。
注釈
- ^ 中盤で辞職し、退職金代わりに市長から貰った金のたぬきの置物を売却して"それ"を造る資金にした
- ^ 今作で初めて下の名前が明かされた
- ^ うっちーの行方は誰も知らず、仲間からは気にされてすらいなかった
- ^ さらに持ち前のドジを発揮し、自分の荷物と間違えて演習用の手榴弾や爆薬が入ったバッグを持ち出してしまった
- ^ バンビが市長に頼んで不起訴にしてもらった
- ^ 仲間内には以前と同じような飲み屋だと偽っていた模様
- ^ 劇中では特にメイド遊びをするわけでもなく、水を注文して周りのオタクにセルフサービスであることを指摘されキレていた
- ^ どのように生計を立てているのかは語られなかった(マスターは迷惑メールやウイルスを送り付けていると予想したが、アニはピンと来ていない様子だった)が、ギャンブル好きな性格と新聞と赤ペンを持っていることから競馬をしている模様
- ^ 市役所の市長室にある純金のたぬきの置物を盗むというもの
- ^ バンビのカードキーで開けるはずがバンビがモー子に捕まったために現れず、キーもないためにしびれを切らして強行突破しようとした
- ^ ぶっさんの命日には2人で映画(この時はフィールド・オブ・ドリームス)を借りて見る約束をしていたが、ビデオ屋に置き去りにされてしまった
- ^ 『日本シリーズ』では2033年にバンビと2人で「野球狂の詩」を訪れるシーンがあるが、2人が夫婦であるかは不明だった
- ^ 「男の勲章」を「STARPUNCH COFFEE」に、『日本シリーズ』で開業した韓国パブ「イチ2のサンチュッ」をロシアンヘルス「プーチンチン」にリニューアルし、"それ"造りの際には重機を差し入れている
- ^ "それ"造りを手伝いに来た際には再びリーゼントになっていた
- ^ 公平君が「なんか違うぞ」と言っている気がした、とも
- ^ オジーのことは『日本シリーズ』の偽オジーことジョージ村田の経験からマスクではないかと疑っていた
- ^ 実は好意の裏返しによるものだった
- ^ オジーと同じく木更津駅前に停めた「飯島建設」のバンの中でブリーフ一丁で寝泊まりしていた
- ^ 対立候補の美礼の悪い噂について教え子であるバンビに尋ねたことで、それを聞いていたぶっさんの怒りを買った
- ^ 岡田准一が大阪府出身であることにちなむ小ネタ
固有名詞の分類
映画作品 |
キッズ・リターン スペースノア 木更津キャッツアイ ワールドシリーズ 恋は手品の他 祇園囃子 |
日本の映画作品 |
横須賀男狩り 少女・悦楽 お前の母ちゃんBitch! 木更津キャッツアイ ワールドシリーズ 南国土佐を後にして 郡上一揆 |
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