日経スペシャル 未来世紀ジパング〜沸騰現場の経済学〜
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概要
日本経済新聞社が広告・制作に協力する『日経スペシャル』の第3弾となる番組。最新の経済事情のホットな現場を取材するルポルタージュを中心軸に、専門家・有識者ら「沸騰ナビゲーター」とゲストとの対談などを通し、世界各地の政治経済・社会情勢を分かりやすく伝える。
初回は放送時間を拡大し、20:00 - 22:48の3時間スペシャルでの放送で、沸騰ナビゲーターとして池上彰が出演。以降の放送でも、池上の海外取材などで構成する冠企画「池上彰スペシャル」を、随時放送している。
2012年8月12日の16:00 - 16:55枠で、『特別編!世界の沸騰現場を池上彰が『線で結んで』解説!』と題し、沸騰ナビゲーターは、この日で9回目となる池上彰が出演、これまでに取材してきた「沸騰の現場」についての総括、かつレギュラー放送を視聴したことのない人に向けての番組宣伝も兼ねた内容で、初めてレギュラー放送されている月曜22時台以外の日曜日かつ夕方に放送された[1]。
なお、放送開始から2014年3月までは、SHELLY(タレント)と大浜平太郎(テレビ東京報道局キャスター)が司会を担当。同年4月から2016年1月4日放送分までは、SHELLYの単独司会体制へ移行するとともに、テレビ東京の女性アナウンサー(大橋未歩 → 秋元玲奈)が進行役を務めていた。
SHELLYが2016年1月から第1子の産前産後休暇に入ったため、同月11日放送分からは、SHEELYと縁の深い芸能人(小島瑠璃子、ハリー杉山、ホラン千秋、山口もえ、ユージなど)が「SHELLYフレンズ」と称して交互に友情出演[2][注 2]。また、暫定措置として秋元が司会に昇格したほか、大浜も司会に復帰していた。
SHELLYは、第1子の出産を経て、2016年4月25日放送分より司会に復帰[3]。これを機に、大浜が再び降板したうえで、SHELLY・秋元による共同司会体制へ移行した。2017年9月25日放送分からは、第1子の産前産後休暇に入る秋元に代わって、後輩アナウンサーの片渕茜が進行を担当。SHELLYも2018年2月に第2子の出産を控えているため、2017年12月18日放送分からは、内田恭子(フジテレビ出身のフリーアナウンサー)をSHELLYの代役に立てる。内田はゲストとして過去に当番組へ数回出演していたが、テレビ東京制作番組でのレギュラー司会は、この代演による起用が初めてである[4]。
視聴率は、おおむね6 -7%台で推移(ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム)。池上が出演する場合や、中国・韓国を取り上げる場合には、特に高い視聴率を記録するという(ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム)。2016年以降は、エンターテインメント性や視聴率が高く、陳腐化しにくい過去の放送内容[5]をまとめた単行本や電子書籍を随時販売している(詳細後述)。
レギュラー放送での最高視聴率は、アメリカ、中国、韓国、フィリピン、インドネシア、イタリアなど数ヶ国を取り上げた2016年11月21日放送分の『第239回 池上彰の緊急スペシャル "世界激変"そのとき日本は!?』の8.4%。放送枠を拡大したスペシャル版を含めれば、2017年4月10日放送分の『第256回 池上彰の世界激変3時間スペシャル 世界を分断する"見えない壁" そのとき日本は?』で記録した9.2%(いずれもビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム)が最高視聴率に当たる。
なお、テレビ東京では2018年4月改編で、月曜日22時台の放送枠を『ドラマBiz』(「日経スペシャル」シリーズの連続ドラマ枠)に転換。当番組では、同月11日放送分から放送枠を毎週水曜日の22:00 - 22:54へ移動した[6]うえで、前枠番組(『家、ついて行ってイイですか?』)からのステブレレスで開始するようになった。さらに、基本として週替わりで出演していた「沸騰ナビゲーター」に代わって、鎌田靖(NHKの社会部記者出身で池上の後輩に当たるフリージャーナリスト)が「ナビゲーター」としてレギュラー陣へ加わった。
番組開始から8年近くにわたって放送されてきたが、2019年9月18日放送分で終了。最終回では、放送枠を22:00 - 23:24へ拡大したうえで、『未来世紀ジパング〜総力取材!世界の沸騰現場から日本の未来が見える〜スペシャル』というタイトルで放送した。
注釈
- ^ 字幕は、SHELLYの声が黄色、片渕の声が水色、その他の出演者の声が白で表示される。
- ^ 放送上は、「SHELLYフレンズ」を紹介する際に、SHELLYからの伝言を字幕で表示している。
- ^ 2018年3月26日までは月曜 22:00 - 22:54に放送していた。
- ^ 最終放送日の2019年9月18日に『県議会だより』を編成したことにより、途中打ち切り。
- ^ 第15回放送分よりネット開始。
- ^ 2013年9月29日に一旦打ち切られたが(打ち切り以前の放送時間は日曜 9:00 - 10:00)、2014年4月1日に水曜未明枠でネット再開し、2017年5月9日より水曜 1:35 - 2:35(火曜深夜)へ移動。2018年10月以降より現在の放送時間となった。
- ^ 最終回は放送せず、第363回放送分をもって打ち切り。
- ^ 第230回放送分よりネット開始したが、第252回放送分で打ち切り。
- ^ 第227回放送分よりネット開始。2017年4月から9月までは15:00 - 15:55。2018年3月で打ち切り。
- ^ 放送当初の社名はBSジャパン。第141回放送分よりネット開始したが、第320回放送分で打ち切り。
出典
- ^ スペシャル版公式サイトから。
- ^ SHELLY『未来世紀ジパング』産休中は“フレンズ”が友情出演(『ORICON STYLE』2016年1月10日付記事)
- ^ a b “SHELLY、産後3ヶ月で仕事復帰「ブランク取り返す」”. ORICON STYLE. (2016年4月22日) 2016年4月22日閲覧。
- ^ 内田恭子「未来世紀ジパング」でテレ東初MC!産休入りSHELLYの代役(『スポーツニッポン』2017年12月11日付記事)
- ^ 未来世紀ジパング沸騰現場を通じて考える「ニッポン再発見」 沸騰現場の経済学【内容情報】
- ^ “テレ東が4月から月曜夜10時に新経済ドラマ枠”. ニッカンスポーツ・コム. 日刊スポーツ新聞社: p. 1. (2018年2月26日) 2018年2月26日閲覧。
- ^ 片渕茜アナウンサー 未来世紀ジパング公式Twitter 2017年9月22日
- ^ 「Satoshi Arai Official Site 『Diary』」 2011年11月10日。
- ^ 『北日本新聞』2013年3月24日付朝刊、テレビ欄。
- ^ livedoor ニュース(掲載期間超過のためタイトルのみ表示)
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