日本ばし大増
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/28 23:27 UTC 版)
概要
事業内容としては、駅弁、惣菜、弁当、寿司、おにぎりの製造業及び販売業、加工食品の卸売業であった[2]。広報では1988年(昭和63年)1月の創業としていた[2]。東京駅などで売られている旧NREの駅弁はここで製造しているほか、NREが羽田空港で販売している空弁も製造している。NREグループに合併前の初代「日本ばし大増」時代より展開していた弁当・惣菜の店も展開する。
2018年、フランスで日本文化を紹介するイベントの一環として、リヨン駅構内で駅弁を販売する企画が持ち上がり、他社と共同で駅弁を販売したことがある[3]
2023年(令和5年)4月1日に株式会社JR東日本クロスステーションに吸収合併し、展開ブランドだった日本ばし大増(折詰・総菜販売等)や御ぞんじ亭(鰻蒲焼き・鰻重等販売)のブランドも同社に引き継がれた[2]。
沿革
- 1973年 - 「株式会社日本食堂調理所」設立。
- 1988年 - 「日食販売株式会社」設立。
- 1990年 - 日食販売株式会社(存続会社)が株式会社日本食堂調理所と合併し、社名を「株式会社日本食堂調理センター」とする。
- 1998年 - 社名を「株式会社日本レストラン調理センター」に変更。
- 2000年 - JR東日本発足後の採用第一期生の表輝幸(36歳)が JR東日本グループの最年少社長として就任し、駅弁改革に取り組む。
- 2001年 - お弁當「大人の休日(2,200円)」販売。
- 2003年 - NREが「(初代)株式会社日本ばし大増」(1900年(明治33年)創業)の株式を取得。株式会社日本レストラン調理センター(存続会社)が株式会社日本ばし大増と合併し、社名を「株式会社NRE大増」とする。
- 2003年 - 高級駅弁「極附弁当(3,800円)」販売。
- 2018年4月 - 買収した側のブランド名を全面採用する形で「(2代目)株式会社日本ばし大増」に社名を変更。
- 2023年4月1日 - 株式会社JR東日本クロスステーションに吸収合併し、展開ブランドとしての日本ばし大増は同社に継承される[2]。
事業所
- 本店・第一工場(旧・日本レストラン調理センター尾久工場、尾久駅近く)
- 第二工場(旧・NRE上野フードセンター 東京店へのリニューアルを経て2009年に本店の近くに移転した)
- 日本ばし大増
- おいなり処「御所きつね」東武池袋店 ※閉店
- うなぎ処「御ぞんじ亭」
- 西武池袋店
- 西武所沢店
- リヴィン光ヶ丘店 ※閉店
- ^ a b 株式会社日本ばし大増 第35期決算公告
- ^ a b c d e f “グループ事業の一部再編についてのお知らせ”. 株式会社 JR 東日本クロスステーション. 2023年6月14日閲覧。
- ^ “日本の駅弁は美食の国フランスで通用したか”. 東洋経済オンライン (2019年1月20日). 2019年1月20日閲覧。
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