御膳水宮 御膳水宮の概要

御膳水宮

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/22 09:01 UTC 版)

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御膳水宮

1881年明治14年)、明治天皇が北海道巡幸中に休憩を取った際、当地の沢の水を飲料用に供出したことを記念し、碑が建てられた[1]。向かって左には家型の御膳水宮碑、中央には御巡幸御膳水碑がある。右側の井戸を模した記念物は、碑に比べるとやや新しい造りである[1]

また、周辺の地名の由来にもなっており、国道5号・道道1126号交点の東隣の交差点に建つ信号機の案内板には「御膳水」と表記されている[1]

自動車の往来が激しい国道の脇に、神社や公園に囲まれるでもなく碑だけがポツンと立っているため、訪れる者どころかその存在に気づく者すら少ない[1]

長谷部虎杖子句碑

長谷部虎杖子句碑

1951年昭和26年)5月、御膳水宮のすぐ右隣に、長谷部虎杖子の俳句を刻んだ石碑が建てられた。

車組むや 一滴の油 地に開く — 長谷部虎杖子

御膳水宮同様、この句碑に目を留める人はほとんどいない[1]

参考文献

座標: 北緯43度08分16.9秒 東経141度10分4.6秒 / 北緯43.138028度 東経141.167944度 / 43.138028; 141.167944


  1. ^ a b c d e 青木 2007, 31 御膳水碑(小樽市見晴町).


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