富士学苑中学校・高等学校
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部活動
運動部は女子バスケットボール部が、インターハイとウインターカップ(全国高校選手権)の常連。野球部も強く、夏の選手権大会山梨大会で、決勝へ進んだ実績を持つ(後述)。加えて、女子柔道部も強豪として知られている。2019年にはエースの黒田亜紀などの活躍により、女子では史上2校目となる高校団体3冠(全国高校選手権、金鷲旗、インターハイ)を達成した。また、女子57㎏級の舟久保遥香は世界ジュニアで史上初となる大会3連覇を達成した。外処茅優は世界ジュニア44㎏級、結城彩乃は世界カデ63㎏級でそれぞれ優勝した。さらに、渡辺聖未はフィリピン代表としてグランドスラム・パリ63㎏級で3位になった[1][2]。
また文化部は県内の高校では初となるジャズクラブを2003年に結成。浅草JAZZコンテストなどに出演している。
硬式野球部は過去4度山梨大会決勝に進出する強豪である。しかし、4回ともあと一歩のところで甲子園初出場を逃している[3]。
- 1993年、準々決勝の日川高校戦を6-3、準決勝の東海大甲府戦を延長12回の末に6-4で制し、初の決勝進出を果たした。しかし決勝の甲府工業戦では打ち込まれ(0-9)、あと一歩で甲子園出場を逃す。
- 翌1994年では準々決勝の機山工業(現・甲府城西)戦を10-7(延長10回)、準決勝の駿台甲府戦を11-0で制し、2年連続で決勝に進出する。しかし決勝の市川高校戦に2-3で惜敗し、またしても準優勝に終わった。
- 2010年には準々決勝で桂高校戦を7-6(延長10回)、準決勝の甲府工業戦では逆転サヨナラ満塁本塁打を放って勝利する(5-4)という劇的な形で16年ぶりに決勝へ進出したが、日川高校に3-4で敗れた。
- 2021年には準々決勝でこの年の春季大会優勝校駿台甲府に9‐5、準決勝で(独自大会となった2020年を除いて)夏の山梨大会4連覇中の山梨学院に4‐2で競り勝ち11年ぶり決勝に進出するも、日本航空高校に1‐2で惜敗した。
- ^ 富士学苑初V 全国選手権と2冠/金鷲旗高校柔道女子 西日本新聞 2019年7月24日
- ^ 富士学苑が女子史上2校目の3冠達成…全国高校総体柔道女子団体 スポーツ報知 2019年8月12日
- ^ “富士学苑監督「甲子園は遠いなと」エース河村大翔、直訴の完投も涙/山梨 - 高校野球夏の地方大会 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2021年7月30日閲覧。
- ^ 全国大会常連の高校女子バスケ部監督 体罰や暴言で解任 NHKニュース 2018年12月1日
- ^ 高校女子柔道3冠監督、半年の資格停止 部内暴力容認か 朝日新聞 2019年10月1日
- ^ 高校女子柔道3冠の監督処分、学校が取り消し求める 読売新聞 2019年10月2日
- ^ 練習で傷害容疑 上級生書類送検 富士学苑柔道部暴行 /山梨 毎日新聞 2020年2月11日
- ^ 柔道部員の暴行、元上級生不起訴 /山梨 毎日新聞 2020年8月7日
- ^ 部活の暴力防止へ、脱「密室」 保護者に練習を生配信 朝日新聞 2020年8月14日
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