四国地方の重要文化財一覧
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/16 16:34 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動本項は、日本国の文化財保護法に基づき同国の文部科学大臣が指定した重要文化財(美術工芸品)の一覧である。
凡例
収録対象
- 本一覧の収録対象は、日本の文化財保護法第27条第1項に基づき文部科学大臣が指定した重要文化財のうち、「美術工芸品」に分類されるものである。重要文化財のうち「建造物」については、本一覧には収録していない。
- 四国地方にある重要文化財建造物については、別項「四国地方にある建造物の重要文化財一覧」を参照。
- ○印を付した物件は国宝である。なお、文化財保護法の規定では、国宝は重要文化財指定物件のうちから指定することとされている(同法第27条第2項)。
- 3件以上の重要文化財を有する社寺、博物館等で、ウィキペディア日本語版に記事があり、かつ、記事中に当該社寺、博物館等所有の文化財一覧が含まれている場合は、記事へのリンクのみを掲載した。これに該当する社寺、博物館等については、「一覧 (1)」に収録した。
- 日本国(文化庁)所有の考古資料のうち、出土地の地方公共団体によって保管・管理されているものについては、実際の保管先である都道府県の欄に記載した(四国地方には該当例なし)。
- 所有者が宗教法人・公益法人以外の法人(株式会社等)である場合は、法人名を省略し、単に「法人」と表記した。ただし、当該法人がギャラリー、資料館等を開設し、自ら文化財の公開を行っている場合はこの限りでない。
- 所有者の住所と文化財の保管場所とは必ずしも同一とは限らない。また、社寺、個人等所有の国宝・重要文化財については、国立・県立の博物館等に寄託されているものが多い。
- 文化庁の調査により「所在不明」とされている重要文化財については、「(所在不明)」と記し、旧所在地の都道府県の欄に収録した。[1]
典拠
- 2000年までの指定物件については文化庁編『国宝・重要文化財総合目録』(第一法規、1980)および『国宝・重要文化財大全 別巻』(所有者別総合目録・名称総索引・統計資料)(毎日新聞社、2000)を典拠とし、それ以降の新規指定、名称変更等については官報告示による。なお、所有者・所在場所の変更については、移動先の地方公共団体の文化財一覧、博物館の公式サイト等によって確認できる場合には、それを反映している。
- 個人所有物件については、原則的には『国宝・重要文化財大全 別巻』(所有者別総合目録・名称総索引・統計資料)に基づき、該当する都道府県の欄の最後に記載した。ただし、県境を越えての移動、個人から博物館等への所蔵先変更が、移動先の地方公共団体の文化財一覧、博物館の公式サイト等によって確認できる場合には、それを反映している。
徳島県
一覧 (1)
3件以上の重要文化財を有する社寺等で、ウィキペディア日本語版に記事があり、かつ、記事中に当該社寺等所有の文化財一覧が含まれているものについては、本欄に記載する。
以下の社寺等が所蔵する重要文化財については、リンク先の当該社寺、博物館等の項目を参照のこと。
一覧 (2)
一覧 (1) に記載した以外の社寺等所有の文化財については以下に記載する。
徳島県(徳島県立埋蔵文化財総合センター保管)
- 突線袈裟襷文銅鐸 徳島市国府町矢野遺跡出土
- 徳島県観音寺・敷地遺跡出土品
- 徳島県矢野遺跡出土品
徳島市(徳島市立徳島城博物館保管)
- 徳島藩御召鯨船 千山丸 安政四年銘
井戸寺 徳島市国府町井戸
- 木造十一面観音立像
東照寺 徳島市福島
- 木造地蔵菩薩半跏像
如意輪寺 徳島市多家良町
- 木造如意輪観音坐像
本願寺 徳島市南島田町
- 聖徳太子伝暦 2巻
丈六寺 徳島市丈六町丈領
- 木造聖観音坐像
- 絹本著色細川成之像
八鉾神社 阿南市長生町
- 木造大己貴命立像
- 木造男神立像
- 二品家政所下文 長寛元年(附:紺紙金泥法華経 8巻)
立江寺 小松島市立江町若松
- 絹本著色釈迦三尊像
極楽寺 鳴門市大麻町桧
- 木造阿弥陀如来坐像
東林院 鳴門市大麻町大谷山田
- 木造弥勒菩薩坐像
藤井寺 吉野川市鴨島町飯尾
- 木造釈迦如来坐像 久安四年、仏師経尋銘
高越寺 吉野川市山川町木綿麻山
- 絹本著色仏涅槃図
滝寺 三好市三野町大字加茂野宮
- 木造聖観音立像
最明寺 美馬市脇町猪尻
- 木造毘沙門天立像
大山寺 板野郡上板町神宅大山
- 銅経筒 大治元年銘(考古資料)
鶴林寺 勝浦郡勝浦町生名鷲ヶ尾
- 木造地蔵菩薩立像
童学寺 名西郡石井町城の内
- 木造薬師如来坐像
長楽寺 三好郡井川町中岡
- 絹本著色楊柳観音像
長善寺 三好郡東みよし町中庄
- 絹本著色金剛薩埵像・文殊菩薩像
個人
- 仲文章残巻
- ^ 国指定文化財(美術工芸品)の所在確認の現況について(平成29年5月27日)、国指定文化財(美術工芸品)の所在確認の現況について(平成30年6月7日) 、国指定文化財(美術工芸品)の所在確認の現況について(令和元年7月16日)
- ^ 旧所在東京都。香川県への移動は以下のサイトから確認。「高松市内の指定文化財」
- ^ “文化審議会答申 ~国宝・重要文化財(美術工芸品)の指定及び登録有形文化財(美術工芸品)の登録について~”. 文化庁. 2020年3月20日閲覧。
- ^ 令和2年9月30日文部科学省告示第118号
- ^ もと個人蔵。2018年に高知家へ寄贈。(参照:「国の重要文化財・太刀「今村兼光」 山内家から高知県へ寄贈」 高知新聞2018年9月20日)
- 1 四国地方の重要文化財一覧とは
- 2 四国地方の重要文化財一覧の概要
- 3 香川県
- 4 愛媛県
- 5 高知県
- 6 出典
- 四国地方の重要文化財一覧のページへのリンク