人間ピラミッド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/10 18:09 UTC 版)
事故
日本だけでも、1983~2013年度の31年間に、学校における体育行事的演舞の組立体操において死亡を含む障害の残った事故が88件起きており、危険を伴う人間ピラミッドを生徒に行なわせることへの反対意見が出ている[4]。2015年9月、大阪市教育委員会は、市立小中高校などの運動会や体育大会での組み体操のひとつである「ピラミッド」の高さを五段までとする規制を採択した[5]。
負荷量により10段目で崩落するとの報告がある[6]。
参考文献
- 浜田靖一 『イラストで見る組体操・組立体操』 大修館書店、1996年、305p。ISBN 978-4-469-26349-7
関連項目
- ^ タンブリングとピラミッド『新要目に基く運動会催し物選集』小学校体育研究会編、(三友社, 1936)
- ^ 創価学会・第2回世界平和文化祭「組み体操」 - ニコニコ動画 2008年7月17日投稿。
- ^ できた!10段ピラミッド 137人で組み体操 兵庫 - asahi.com(朝日新聞社) 2010年10月22日。
- ^ 内田良 (2015年5月19日). “ピラミッドよりタワーが危険 組体操事故 障害事例の分析 ▽組体操リスク(7)”. Yahoo!ニュース 2019年5月30日閲覧。
- ^ “「ピラミッド」5段まで 大阪市教委が組み体操規制”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2015年9月1日). オリジナルの2015年9月1日時点におけるアーカイブ。 2019年5月30日閲覧。
- ^ 西山豊「組体操・人間ピラミッドの巨大化を考える」(PDF)『数学文化』第25号、日本評論社、2016年3月、12-35頁、NAID 40020789430。
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