ヴィトー・コルレオーネ 家族

ヴィトー・コルレオーネ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/22 09:46 UTC 版)

家族

描写と影響

第1作目でヴィトー・コルレオーネを演じたのはマーロン・ブランドである。『ゴッドファーザー PART II』の若き日の彼はロバート・デ・ニーロが演じた。そして2人ともこの役でアカデミー賞(ブランドは主演男優賞、デ・ニーロは助演男優賞)を獲得した。ヴィトー・コルレオーネは1974年以降、2人の俳優が演じその2人共がオスカーを受賞した唯一の映画キャラクターであった。なお、ブランドはオスカーを辞退し、デ・ニーロは授賞式を欠席している。

2019年に『ジョーカー』でホアキン・フェニックスジョーカー役で主演男優賞を受賞したことにより、2008年に『ダークナイト』でヒース・レジャーが同キャラクター役で受賞した助演男優賞と合わせて、ジョーカーが2人目の複数オスカー受賞キャラクターとなった。

このキャラクターはエンターテイメントにも大きな影響を与えた。マーロン・ブランド自身がコルレオーネのパロディ・キャラを演じた『ドン・サバティーニ』が最も有名である。また、『バットマン: イヤーワン』と『バットマン: ロング・ハロウィーン』に登場するカーマイン・ファルコーニはヴィトー・コルレオーネを少しだけ参考にしている。

脚注

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注釈

  1. ^ テレビゲーム『ゴッドファーザー』での声。初めはブランドが務めていたが、彼の死後に引き継いだ。
  2. ^ カタカナ表記は早川文庫ゴッドファーザー』上・下巻(一ノ瀬直二訳)に基づく。
  3. ^ 映画の終盤で真珠湾攻撃の日(アメリカ現地時間では12月7日)に、ヴィトーの子どもたちが彼のために誕生日パーティーを準備するシーンがある。

出典

  1. ^ 100 Greatest Movie Characters of All Time”. Filmsite.org. 2012年2月27日閲覧。
  2. ^ The 100 Greatest Movie Characters| 10. Vito Corleone | Empire”. www. empireonline.com (2006年12月5日). 2012年2月27日閲覧。
  3. ^ AFI'S 100 GREATEST MOVIE QUOTES OF ALL TIME” (英語). AFI.com. 2014年7月15日閲覧。
  4. ^ Puzo, Mario and Coppola, Francis Ford. (1971, 29 March). The Godfather, The Internet Movie Script Database
    Don Corleone: What else do you believe in?
    (Michael doesn't answer.)


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