ワイルド・スピード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/22 13:30 UTC 版)
劇中に登場する主な車種
日本車
トヨタ
- トヨタ・スープラ(1994年式 タルガトップ仕様) - オレンジメタリック。ドラッグレースに負けたブライアンがドミニクに譲るつもりだった三菱エクリプスが後述するようにジョニー・トランのグループに爆破されたため、代わりに用意したスクラップ同然だった車。スクラップ時はNAエンジンだったが、ターボ化、ドミニクの工場で修理しさまざまなチューニングパーツを日本から取寄せ、完成させたブライアンのセカンドカー。
完成させた直後に試乗し、ストリートでフェラーリF355GTSを負かすパフォーマンスをみせる。終盤で活躍したが、最終的に逃走するドミニクに渡し、借りを返した。
エアロパーツはフロント・サイド・リアアンダーBOMEX製、ボンネットはTRDのものであり、リアウィングはAPR Performance製アルミウィング。映画のテクニカルアドバイザーであり、劇中のレース・ウォーのスターターも務めたクレイグ・リーバーマン所有の車両がモデル。
日産
- スカイラインGT-R(1995年式) - イエロー、レオンの車両。米国MOTOREX社が並行輸入していた個人車両がモデル。米国So-Cal社の手により、NOSシステムを搭載。
- 日産・240SX(1997年式) - ピンクパープル、レティの車両。ViS Racing製 Stalkerタイプボディキット及び、AVS・モデル5を装着。
- 日産・マキシマ(1999年式) - ブルー、ヴィンスの車両。ボルテック製スーパーチャージャー及びNOSシステム搭載。STILLEN社製ボディキットを装着。
クレイグ・リーバーマンの妻、ジェニファー・リーバーマンの愛車であり、7万5000ドルをかけてカスタム及びチューニングされた車両。
ホンダ
- アキュラ・インテグラ - ターコイズの4ドアモデル、ViS Racing製ボディキット装着(日本仕様フロントに換装)がミアの車両。
レッド、2ドアモデル、モモコルセ仕様のグラフィックがエドウィンの車両。エドウィンの車両はビル・コフィー所有の個人車両がモデル。 - ホンダ・S2000 - ブラック、Veilside製ボディキット。ジョニー・トランの車両。米国のパーツメーカー、RO_JA社代表のRJ・デヴェラ所有の同車がモデル。
- ホンダ・シビッククーペ - ブラック、ViS Racing製GT Bomberタイプボディキット及び、Streetglow製アンダーグロー装着。ドミニク一味がトレーラージャックに使用。ターボチューンが施されている。3台登場し物語中盤のその内、レティの車はトレーラーの体当たりを受け横転、ドミニクの車はエンジンをショットガンで銃撃され走行不能になる。
- ホンダ・シビック - ゴールド、Veilside製ボディキット装着、ヘクターの車両。モデルになった個人車両はD2仕様のグラフィックを施しており、Revell社製のミニカーなどではそのカラーリングが再現されている。
- ホンダ・アコード - オレンジメタリック、Wings West製ボディキット。冒頭のストリートレース及びレースウォーで登場。ボンネットが取り払われ、ターボ化したエンジンが常に見え、またハイドロ装着であることも劇中での車高調整から確認できる。
- ホンダ・CBR900RR - (1996-1997年式)レッド。序盤でジョニー・トランが乗っていたバイク。
- ホンダ・CR125R (1995〜1997年式のいずれか) - レッド。終盤でランスが乗っていたバイク。当初はジョニーの終盤に乗るバイクと同じカワサキ・KLR650の色違い車両で走行していたが、ジョニーのバイクに比べてより大きなジャンプをするスタントライディングがあるので、走行シーンの途中から車種が変更されている。KLR650と違和感なくシーンが繋がるように、フロントサスペンションが純正の倒立式フォークからKLR650と同じ正立式に変更されている。なお本来は2ストロークだがエンジン音もKLR650と同じ4ストロークの効果音が使用されている。
マツダ
- マツダ・RX-7(1993年式) - レッド、ドミニクの車両。出番は主に序盤で、その後はドミニクの家のガレージにてダッヂ・チャージャーを見ている時、レースウォーの時に見ることができる。Veilside製C2タイプボディキット及び、RE雨宮製スリークライトを装着。ApexUSA社員のキース・イモト所有の車両がモデル。
三菱自動車
- 三菱・エクリプス(1995年式) - ネオングリーン、ブライアンの囮捜査のための車両。ViS Racing製品をベースにRobocarがカスタムしたオリジナルのボディキット及び、APR Performance製CT-IIウィングを装着。
序盤のストリートレースでエンジンを破損し、その後トラン一味の手により銃撃され、炎がNOSのタンクに燃え移り爆発。ジョン・ラピッド所有の個人車両がモデル。
その他
- ダッジ・チャージャー(B-body)(1969年式) - ブラック、ドミニク親子が共に改造した物で、父親がレースで事故死した後はガレージ内に置かれたままであった。
終盤でドミニクが運転し、ブライアンのスープラと最後のレース中、セミトレーラーに前からぶつかり横転。
1970年式と公開から数年後の書籍、及び続編では紹介されているが、実際は1969年式のボディをベースに1970年式のフロント周りを移植した車両。(公開当時のアメリカ車雑誌等で記述有) - シボレー・シェベルSS(1970年式) - レッド/ブラックストライプス。エンドクレジットの後、ドミニクがバハにいるところが見られ、4作目に繋がることを彷彿とさせる。
- フォルクスワーゲン・ジェッタ(日本名ヴェント:1995年式) - ホワイト。ジェシーの車両で正確には父親の車。Wings West製ボディキットを装着。
トランのS2000とレースウォーでバトルしたのち終盤でトラン一味の銃撃でハチの巣となる。 - ジオ・メトロ(スズキ・カルタスのGM・GEOブランド仕様)-ホワイト。ピザ屋の配達車両。冒頭のストリートレースで監督のロブ・コーエンの運転により登場し、ストリートレーサーたちにより追い返される。
- フェラーリ・F355GTS(1999年式) - ブラック、本作のプロデューサーのニール.H.モリッツの車。スープラとゼロヨンを行うも敗北してしまう。
- フォード・F-150SVTライトニング(1999年式) - レッド、ハリー(会社の車-ブライアンによって運転されている)の車。
- ピータービルト・359 - 劇中に登場するトレーラー。
- ヤマハ・YZF-R1 (1998年式) - ブルー。序盤でランスが乗っていたバイク。
- カワサキ・KLR650 - ブラック、レッド。終盤でジョニーとランスが乗っていたバイク。ジョニーがブラック、ランスがレッド。1987年の初期モデルから映画公開時を越える2007年まで、長らく外観の大幅な変更が無かったので年式は不明。より一層スタントライディングをし易いようにフロントフェンダー前半部の切断と、ヘッドライトカバーがデュアルパーパスとしてはやや大柄な純正のクォーターフェアリング風のものから、より小型なエンデューロレーサー風のものに変更されている。ランスのものは更にリアフェンダーがモトクロッサー風の曲率が緩く小型のものに変更されている。
主人公とその仲間たちの乗る車両のバイナルグラフィックスはモータースポーツ関連用品のグラフィックデザイナーとして高名なアメリカ人、トロイ・リーとモダンイメージがデザインを手がけ、後に市販された。
- ^ a b “The Fast and The Furious (2001)”. Box Office Mojo. Amazon.com. 2022年8月21日閲覧。
- ^ 父親の焼死および相手を殴りつけた経緯については『ジェットブレイク』において描かれることとなる。
- ^ このことについて、『X2』に登場するローマンのことを思い出したのが逃がした理由であることが同作に於いてブライアン自身の口から語られている。また、『MAX』ではブライアンの口から「自分にはない信念」をドミニクに対して感じたのが理由であることがミアに対して語られている。
- ^ ドミニクによれば、商売の交渉で揉めたことに加えて彼がジョニーの妹と関係を持ったのが原因とのこと。
- ^ “『ワイルド・スピード【ザ・シネマ新録版】【4Kレストア版】』”. 洋画専門チャンネル ザ・シネマ. 2023年12月15日閲覧。
- ^ “ワイルド・スピード【ザ・シネマ新録版】【4Kレストア版】 -日本語吹き替え版”. 吹替キングダム (2024年1月19日). 2024年1月21日閲覧。
- 1 ワイルド・スピードとは
- 2 ワイルド・スピードの概要
- 3 キャスト
- 4 劇中に登場する主な車種
- 5 楽曲
- 6 関連項目
固有名詞の分類
映画作品 |
悪名 縄張り荒らし ケルベロス 地獄の番犬 ワイルド・スピード 忍者と悪女 オーガズム・真理子 |
アメリカ合衆国の映画作品 |
摩天楼を夢みて 私に近い6人の他人 ワイルド・スピード 暴力脱獄 コールド マウンテン |
アメリカ合衆国の映画作品 |
摩天楼を夢みて 私に近い6人の他人 ワイルド・スピード 暴力脱獄 コールド マウンテン |
- ワイルド・スピードのページへのリンク