ローカルタレント
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/14 14:36 UTC 版)
広域放送・ブロックネット・県域放送
ローカルタレントの活躍の場は主に民放であるため、各民放局の放送圏域の広さ・人口・経済力とその知名度に相関関係がある。
それぞれの地方全体に放送をしている広域放送地域として上記の関東広域圏・近畿広域圏・中京広域圏があるが、関東広域圏はキー局として機能しているため、ローカルタレントの活躍の場は皆無に近い。そのため、ローカルタレントは近畿広域圏以下にいることになる。北海道は1つの地方で1つの県相当の法律が適用されているため、広域放送に準じた状態になっており、ローカルタレントが非常に多い。福岡(この場合、九州地方北東部を指しての福岡)の場合は、それぞれ県域免許ではあるが福岡県と佐賀県で一体的な放送圏域を形成しており、放送圏域の人口が多いため、ローカルタレントの活躍の場も多い。
ブロックネットが発達している地域に九州地方があるが(場合によっては近隣の山口県や沖縄県も含む)、福岡はこの点でも経済的地盤があるため、ローカルタレントの宝庫となっている。東北地方もブロックネットの番組が多いものの、大衆芸能の地盤が無いのでローカルタレントを起用することは少なく、中央のタレントを起用するか、局アナで間に合わせることが多い。
五大都市圏以外では、基本的に県域放送がローカルタレントの活動の場となるため、彼らの活動地域はそのまま県単位となる。しかし、県の枠を越えて経済圏(商圏)が広がっている仙台市の経済圏や、相互補完となっている岡山県・香川県(東瀬戸経済圏)や、鳥取県・島根県(山陰地方)では、隣接する県域放送局いくつかを股にかけて活動するローカルタレントも現れている。
- ^ 『大泉洋プレゼンツ 地タレ?大集合ふるさと大好き宣言!』でタイトルに用いられている。
- 1 ローカルタレントとは
- 2 ローカルタレントの概要
- 3 概要
- 4 広域放送・ブロックネット・県域放送
- 5 全国のローカルタレント一覧
- 6 脚注
固有名詞の分類
- ローカルタレントのページへのリンク