ルイス・ゴセット・ジュニア ルイス・ゴセット・ジュニアの概要

ルイス・ゴセット・ジュニア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/13 13:13 UTC 版)

ルイス・ゴセット・ジュニア
Louis Gossett, Jr.
1978年
本名 Louis Cameron Gossett, Jr.
生年月日 (1936-05-27) 1936年5月27日
没年月日 (2024-03-29) 2024年3月29日(87歳没)
出生地 アメリカ合衆国 ニューヨーク州ニューヨーク市ブルックリン
死没地 アメリカ合衆国 カルフォルニア州サンタモニカ
民族 アフリカ系アメリカ人
活動期間 1953年 - 2024年
主な作品
映画
愛と青春の旅だち
アイアン・イーグル』シリーズ
パニッシャー
テレビドラマ
ルーツ
 
受賞
アカデミー賞
助演男優賞
1982年愛と青春の旅だち
エミー賞
主演男優賞(ミニシリーズ / テレビ映画部門)
1977年『ルーツ
ゴールデングローブ賞
助演男優賞(映画部門)
1983年『愛と青春の旅だち』
助演男優賞(ミニシリーズ / テレビ映画部門)
1992年『裸の女王 ジョセフィン・ベイカー・ストーリー』
その他の賞
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生い立ち

ニューヨークブルックリン区コニーアイランド生まれ。父はルイス・ゴセット・シニア、母はヘレン・レベッカ・レイ・ゴセット。少年時代にスポーツ外傷を負って他の選択肢がなかったがために演劇科へ進み、16歳のとき学校制作版『我が家の楽園』で舞台デビューを飾った。

1954年に地元ニューヨークのエイブラハム・リンカーン高校を卒業後、スポーツ奨学金でニューヨーク大学へ進学する。6フィート4インチ(約193センチ)の体を生かして大学バスケットボールのスタープレイヤーとなり、ニューヨーク・ニックスもゴセットの身体能力に注目した。大学卒業後にはニックスとプロ契約を結び、1958年のわずかなあいだチームに在籍したが、その後、本格的に演劇の道へ進むことを選んだ。

キャリア

ニックスを去った後の1961年、シドニー・ポワチエ主演の『黒い一粒のプライド』に出演。以来、『ザ・ディープ』、『愛と青春の旅だち』、『ジョーズ3』、『アイアン・イーグル』シリーズ、『パニッシャー』など数多くの映画に出演しており、1982年の映画『愛と青春の旅だち』ではアカデミー助演男優賞をはじめ数々の賞に輝いた。また『アイアン・イーグル』シリーズは、これまでに計4作のシリーズ作品が制作されている。

テレビ番組では、ミニシリーズの先駆けでもある1977年の大ヒットドラマ『ルーツ』で初めて多くの視聴者から注目を集め、またエミー賞も受賞。さらに、アンワル・アッ=サーダートの暗殺までの生涯を描いた1983年のミニシリーズドラマ『サダト アラブの闘士』でサダト役をつとめたほか、『愛と青春の旅だち』の撮影に参加する一方で、SFドラマ『超能力プリンス マシュー・スター』に出演するなどしている。

声のみの出演においては、SFドラマ『スターゲイト SG-1』のジャファの代表者ゲラクや、コンピュータゲーム『ハーフライフ2』のボーティガンツを担当するなど他メディアへの露出も多い。

また、ゴセットはブロードウェイの舞台にも立っている。『ア・レーズン・イン・ザ・サン』、『ゴールデン・ボーイ』(1964年)、『シカゴ』(2002年)といった作品に出演した。

2024年3月29日カリフォルニア州サンタモニカのリハビリテーションセンターで死去。87歳没[1][2]

私生活

慈善活動

2007年、フロリダ州セントピーターズバーグで開催されたボーイズ・アンド・ガールズ・クラブ・オブ・サンコーストの式典に来賓として招かれ、基調講演を行った。ゴセット自身、ボーイズ・アンド・ガールズ・クラブ・オブ・アメリカの出身者であり、今も同団体の支援活動を続けている。




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