リンデマンの定理 定理の主張

リンデマンの定理

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/02 02:41 UTC 版)

定理の主張

α1, …, αn が相異なる代数的数であるとき、eα1, …, eαnQ一次独立である[1]eネイピア数)。すなわち、

を満たす代数的数の組 (c1, …, cn)(0, …, 0) のみである。

同値命題として、次のように定式化されることもある。α1, …, αnQ 上一次独立な代数的数であるとき、eα1, …, eαnQ代数的独立である[2]

定理において、n = 2, α1 = 0, α2 = α ≠ 0 とすると、1eαQ 上一次独立である。すなわち、0 でない代数的数 α に対して eα は超越数である。


  1. ^ 塩川 (1999, p. 64) 定理10
  2. ^ 塩川 (1999, p. 64) 定理10.1






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