リリス (占星術)
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- 実在する小惑星の一つ。リリト (小惑星)を参照。フランスの作曲家リリ・ブーランジェが由来。
- 月の遠地点。別名をブラック・ムーン(black moon)。日本では松村潔や神戸の橋本航征、霜月マイアらが使用。表記する記号は複数存在しており、一定しないが、国内書ではφという形に似た記号を使う例が多い。
- 地球が月以外に持つもう一つの衛星。近世に発見されたとされる。しかし、実在が証明されていない。現在では想像上の架空天体であると考えられている。別名をダーク・ムーン(dark moon)。日本では秋月さやからが使用。
空海の弟子である宗叡が865年に請来した経である『七曜攘災決』(七曜禳災決)は、宿曜経の原典の一つだが、そこでは計都星が月の遠地点の意味として使われている。京都産業大学の矢野道雄が発見した。東洋占術における計都は通常は黄道と白道の交点の一つである(インド占星術のケートゥ、西洋占星術のドラゴン・テール(サウス・ノード)のこと)。
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