ボジョレーワイン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/15 04:15 UTC 版)
片仮名表記
Beaujolais の片仮名表記については現在、種々の表記がみられる。
- ボジョレー: 最後の音節に来るアクセントを長音符で表した場合。テレビやコンビニで使われることが多い。
- ボジョレ: 最後の音節に来る規範アクセントを長音符で表さない場合。「ボジョレー」と共に、雑誌やワイン売場の店頭でよく見られる(こちらがフランス語の発音に忠実)。
- ボージョレ/ボージョレー: eau を慣習的に長音の「オー」で転写する場合。仏語では eau は単母音(また、アクセントが来ない限りは短母音)であるが、これが英語に入ると二重母音 /ou/ で発音される(例えば bureau)。このカナ転写は英語的読みに由来する。ソムリエ協会や新聞で使われることが多い。
著名なフランス料理のシェフであるアラン・デュカスは Beaujolais nouveau の最も近い片仮名表記を「ボジョレ・ヌヴォー」としている[41]。『広辞苑』には「ボージョレー」として第四版(1991年)から記載された。
FORVOで実際の発音例を確認できる。
脚注
関連項目
- ^ 深見れいこ、今年の出来は? 今さら聞けないボジョレー・ヌーヴォーについてまとめました 日本気象協会 2016年11月11日
- ^ ビジネスジャーナル編集部 (2016年11月18日). “ボジョレー、輸入量半減でブーム終了か…そもそも「●年に一度の出来」PRは間違い フライング販売が横行”. ビジネスジャーナル 2016年12月15日閲覧。
- ^ 「ボージョレ・ヌーボーとは 」http://www.sapporobeer.jp/wine/knowledge/beaujolais_nouveau/index.htmlhttp://www.sapporobeer.jp/wine/index.html サッポロビール株式会社
- ^ “ボージョレも価格競争、千円切るペットボトル登場”. YOMIURI ONLINE (読売新聞社). (2009年11月17日). オリジナルの2009年11月20日時点におけるアーカイブ。
- ^ “ボージョレ、価格競争激化”. MSN産経ニュース (産経新聞社). (2009年11月17日). オリジナルの2009年11月24日時点におけるアーカイブ。
- ^ “ヌーボーに冷や水?「ペットボトル入り禁止を」と生産地代表者 (1/3ページ)”. MSN産経ニュース (産経新聞社). (2009年11月19日). オリジナルの2009年11月22日時点におけるアーカイブ。
- ^ “ペットボトル「禁止」を断念=仏政府の同意得られず-ボージョレ生産者団体”. 時事ドットコム (時事通信社). (2011年11月17日)[リンク切れ]
- ^ ハーフサイズ390円のボジョレー・ヌーヴォー、西友が発売 - オリコングルメ、2011年11月8日[リンク切れ]
- ^ 容器の簡素化進む 西友、紙パックのボジョレー・ヌーヴォーを展開 - オリコングルメ、2011年10月25日[リンク切れ]
- ^ “ボジョレーヌーヴォーも値上げ?価格高騰の理由を解説”. Wiomy (2022年10月1日). 2022年11月18日閲覧。
- ^ a b “ボジョレー・ヌーヴォー 毎年「今年は最高!」の怪”. 日刊アメーバニュース (サイバーエージェント). (2009年11月17日). オリジナルの2009年11月23日時点におけるアーカイブ。
- ^ a b c d e f g h “なぜ毎年「100年に1度の出来」なの? ボージョレ・ヌーボー、11月21日解禁“『週刊朝日』2013年11月08日
- ^ “形は立派、さて味は_話題“『朝日新聞』1983年11月17日
- ^ “毎年、絶妙なキャッチコピーをつけるボジョレー・ヌーボー”. エンジョイ!マガジン. BIGLOBE (2013年10月21日). 2014年2月9日閲覧。
- ^ “ワイン新酒で乾杯_話題“『朝日新聞』1985年11月24日
- ^ “ボジョレー史上最悪の不作 値上がり懸念広がる”. MSN産経ニュース (産経新聞社). (2012年10月18日)
- ^ “今年は11月20日解禁、ボジョレー ヌーボー 2014年初荷がANA便で羽田に到着”. Car WATCH (インプレス). (2014年11月4日)
- ^ “ボジョレーの帝王が「我がワイン人生最良の年」というボジョレー ヌーヴォー初荷がANA便で羽田到着”. トラベルWATCH (インプレス). (2015年10月31日)
- ^ “ビバ新酒!初出荷は大騒ぎ ワイン普及へメーカーの演出も_最前線“『朝日新聞』1987年11月20日
- ^ 『朝日新聞』1988年10月25日朝刊1経
- ^ “ボージョレ待望の乾杯(写89)“『朝日新聞』1989年11月16日
- ^ “ボージョレフィーバー"終わり? 解禁日遅れや値上げ・円安で打撃“『朝日新聞』1990年9月6日朝刊神奈川
- ^ “ボージョレ・ヌーボー、売れ行きは伸び悩み パリ(海外トピックス)“『朝日新聞』1992年11月21日朝刊
- ^ “ボージョレ・ヌーボー人気去る 大阪空港で通関検査 【大阪】“『朝日新聞』1993年11月16日夕刊
- ^ “まろやかで濃厚 ボージョレ・ヌーボー解禁 /広島 “『朝日新聞』1997年11月21日
- ^ お待ちかね! 「ヌーボー」解禁 売り上げ増狙う小売店 /宮城 『朝日新聞』1997年11月21日
- ^ “まろやかで濃厚 ボージョレ・ヌーボー解禁 /広島“『朝日新聞』1997年11月21日
- ^ “はまる人たち 「自分だけの快感」求めて(ワイン狂騒列島:上)“『朝日新聞』1998年11月28日
- ^ “ボージョレ・ヌーボー解禁、今年の出来は 名古屋で販売 【名古屋】“『朝日新聞』1998年11月19日
- ^ “1900年代、最後の解禁 ボージョレ・ヌーボー 【西部】“『朝日新聞』1999年11月18日
- ^ “1000年代最後のボージョレ・ヌーボー 津の百貨店 /三重“『朝日新聞』1999年11月19日
- ^ “今世紀最後の「ボージョレ・ヌーボー」到着 パリから成田空港へ “『朝日新聞』200年11月11日
- ^ “赤ワイン「ボージョレ・ヌーボー」来日 関西空港で検査 【大阪】“『朝日新聞』2001年11月10日
- ^ “この味を待ってた ボージョレ「ヌーボー」解禁 【西部】“『朝日新聞』2001年11月15日
- ^ “お待たせボージョレ、21日解禁 好天に恵まれ味わい良好【大阪】“『朝日新聞』2002年11月15日
- ^ “当たり年だよ、仏の新ワイン(声) 【名古屋】“『朝日新聞』2002年12月5日
- ^ 『朝日新聞』2003年11月14日夕刊1社会
- ^ 『朝日新聞』2004年11月11日夕刊2社会
- ^ “(世界経済リポート)ボージョレ・ヌーボー、日本ごくり あす0時解禁“『朝日新聞』2005年11月16日
- ^ “お待たせ「ボージョレ」解禁 味は繊細、値段やや高め 【名古屋】“『朝日新聞』2013年11月21日朝刊
- ^ 『【ボジョレー】【ボージョレ】【ボージョレー】あなたはどれ?ボジョレーヌーボー「表記」の業界ウラ事情』 - 日経トレンディネット 2008年11月15日
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