ブレイディ・テネル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/25 14:31 UTC 版)
経歴
2014-2015シーズン、ジュニアグランプリシリーズに初めて出場し名古屋大会で8位となる。全米選手権のジュニアクラスでは優勝を果たした。
2015-2016シーズン、ジュニアグランプリシリーズのオーストリア大会で11位、全米選手権はシニアクラスに出場し6位。初出場の世界ジュニア選手権では11位となった。
2016-2017シーズン、タリントロフィーに出場し3位。2年連続の出場となった世界ジュニア選手権では7位となる。
2017-2018シーズン、ロンバルディア杯に出場し自己ベストを大幅に更新する196.70をマークするも表彰台にはとどかなかった。初参戦となったグランプリシリーズでは1試合のみの出場となり、スケートアメリカでSP、FS共に減点のない会心の滑りを披露し自身初の200点越えを果たし3位となった。全米選手権でも好調を維持し、合計219.51のハイスコアをマークして初優勝を果たし平昌五輪代表に選出された。平昌オリンピックでは団体戦のSPで自己ベストの68.94をマークし5位、アメリカチームとして団体戦銅メダルを獲得した。個人戦では9位となり、これは今大会の女子シングルにおけるアメリカ人選手の最高位であった。初出場の世界選手権では6位となった。 2017-2018シーズンは、ほぼほぼ無名ながら、全米チャンピオン、オリンピック代表と大躍進し、本人がシンデレラを滑っていたこともありまさに氷上のシンデレラと呼ばれた。
2018-2019シーズンは、シーズン初戦のISUCSシリーズオータムクラシック杯でいきなりメドベデワを破り優勝した。 GPシリーズ初戦のスケートアメリカではSPで3Lz+3Loが3Lz+1LoとなりSP6位と出遅れた FSで巻き返したが表彰台には後一歩及ばず4位となった。 2戦目のフランス杯では、SPで回転不足などがとられて6位出遅れたがFS2位で総合3位と巻き返した。 CSシリーズゴールデンスピン杯では、ISU公認試合でルール改正前を含めて、初めてSPで70点台をだし、優勝した。 全米選手権ではSPで76点と非常に高いスコアで1位となったが、FSでコンビにできず転倒したりして、総合2位となり、連覇はならなかった。 母国開催の4大陸選手権では、SPノーミスで自己ベストを更新し貫禄の1位となったが、FSではジャンプに回転不足がとられるなど得点が伸びず 総合5位となった。 世界選手権では、SPの3Lz+3Tで回転不足をとられて69点と10位発進となった、FSではノーミスの会心の演技でFS、総合で自己ベストを更新して7位と巻き返した。 シーズン最終戦となった国別対抗戦では、SP、FS、総合共に自己ベストを更新してチームの優勝に貢献した。
- ^ a b “世界フィギュアは中止 新型コロナ感染拡大で”. 日本経済新聞 (2020年3月12日). 2020年3月28日閲覧。
- ^ “Programs | Bradie Tennell” (英語). 2019年3月8日閲覧。
- ブレイディ・テネルのページへのリンク