ファイアー・ドレイク ファイアー・ドレイクの概要

ファイアー・ドレイク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/21 08:19 UTC 版)

解説

「火の竜」を意味する名前の通り、炎をまとい、口からも炎を吐く。空を飛び、それが現れる時は辺り一面、昼のように照らされる[2]。曇天の空に不思議な光が走る時はファイアー・ドレイクが飛んでいるのだとされた[3]

イギリス諸島の湿地や沼地または北ヨーロッパの山の洞窟に棲んでいるとされる。また、財宝を守っていると言われており、財宝に近づく者を絶対に容赦しないとされる[3]

溶岩マグマの中を水中のように泳ぐこともできる。それゆえ、「火の精霊」もしくは「死者の魂」と同一視されることもある。

ファイアー・ドレイクとは、自然現象をドラゴンの姿で表現したものだと考えられている[3]。そのためか、出典のはっきりしない伝承であるが、熱い雲と冷たい雲が交わって生まれたとも言われている。

後世には羽の生えたドラゴンの姿で描かれ、しばしば紋章のモチーフにもなった。ほとんどの場合、上記の通り、飛竜の姿であることが多い。

脚注


  1. ^ 松平(2005)、211頁。
  2. ^ 松平(2005)、211-212頁。
  3. ^ a b c 松平(2005)、212頁。


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