ネェル・アーガマ 搭載武装

ネェル・アーガマ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/22 17:24 UTC 版)

搭載武装

ハイパー・メガ粒子砲
直径20m強におよぶエネルギーコンデンサを含めると全長50m、口径18m[注 1]というあまりの大きさから艦内に納めることができず、メインカタパルトデッキの直下に位置する艦底部に露出したままで配置されている。理論上コロニーレーザーに匹敵する威力を持つ、拠点攻撃用兵器。一撃で大型戦艦を葬れるうえ、照射角の変更を行えば一艦隊を消滅させることも可能なほどの威力を持つ。
ただし、艦体に固定されているために照準の微調整が難しいことや、1回の射撃で艦の全動力を消費し尽くすために他のメガ粒子砲が使用不可となることなど、運用上の問題を抱えている。連射性能はなく、一度の戦闘で使用できるのは1回が限度である。
艦自体を巨大なメガ粒子砲とする発想に基づいた実験的な装備であるため、運用の難しさからか本艦以降の艦に同様の兵器が装備されることは無かった。
サブ・メガ粒子砲
ホワイトベース級、アーガマ級と同じように船体側面のシャッター部に収納された大型メガ粒子砲。
2連装メガ粒子砲×2(OVA版『UC』×4)
前方上下に配置された連装メガ粒子砲。アイリッシュ級に装備されているものとはデザインが異なる。小説版『UC』では改装後は前方上下に配置変更され、ラー・カイラム級、およびクラップ級に搭載されているタイプに統一された。OVA版『UC』では単装副砲がこの砲塔に換装され、本砲塔の配置は上下方前後となった[注 2]
単装副砲×2(OVA版『UC』×0)
後方上下に配置された単装メガ粒子砲。アーガマ級やアイリッシュ級に装備されているものと同じデザインである。小説版『UC』では改装後は下方前後に配置変更された。OVA版『UC』では2連装メガ粒子砲に換装されている。
単装ビーム砲×2
左右のMSカタパルトデッキ前方端に配置されている。砲身に比べて砲塔サイズが小さいという特徴を有する。
連装対空機銃座×16(OVA版『UC』×28)
改装時からの追加装備。小説版『UC』とOVA版『UC』で搭載数が異なる[注 3]。対MSおよび航空航宙機迎撃用兵器。

注釈

  1. ^ 口径に対して砲身が短いように見えるデザインであるが、メインカタパルトの裏面にメガ粒子収束リング発生装置が並んでいることがOVA版『UC』での発射シーンで確認できる。この部分も砲身に含まれるのであれば、全長200m近い砲という設定になる。
  2. ^ OVA版『UC』では、『逆襲のシャア』で登場したものとは異なる新デザインの砲塔が装備されている。ラー・カイラムなど他の連邦艦も、同型の砲塔に変更されている。
  3. ^ OVA版『UC』では、『逆襲のシャア』で登場したものとは異なる新デザインの連装機銃が装備されている。ラー・カイラムなど他の連邦艦も、同型の機銃に変更されている。

出典

  1. ^ a b 機動戦士ガンダムΖΖ』第37話のミリィ・チルダーの台詞より。
  2. ^ ネェル・アーガマ”. 『機動戦士ガンダムUC』小説版公式サイト. 創通・サンライズ. 2021年12月25日閲覧。
  3. ^ a b 設定画[要出典]内の説明文より。






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