ナショナル・トレーニング・センター ナショナル・トレーニング・センターの概要

ナショナル・トレーニング・センター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/25 14:37 UTC 版)

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ナショナル・トレーニング・センター
サンバーナーディーノ郡 (カリフォルニア州)
NTC 肩章
フォート・アーウィンの航空写真
種類 トレーニング・センター
施設情報
所有者 アメリカ陸軍
管理者 アメリカ陸軍総軍
現況 使用中
歴史
使用期間 1980–現在
駐屯情報
使用者 第11装甲騎兵連隊(ブラックホース)
ナショナル・トレーニング・センターの看板。
建物を掃討するために前進する兵士たち。大規模な戦車戦を行えることで有名なNTCは、2005年9月現在、市街戦の訓練も行うことが出来る。
カリフォルニアの砂漠を巡察する第3歩兵師団の斥候
センターを訪れた部隊は、正門の近くにある大きな岩のオブジェの一つに部隊章を描くことが伝統となっている。

歴史

1979年8月9日、陸軍省は、フォート・アーウィンにナショナル・トレーニング・センターを設置することを発表した。フォート・アーウィンが選ばれた理由は、部隊の機動と射撃に十分な2,600 km2以上の面積があり、電波干渉がなく、軍隊専用の管制空域があり、人口密集地域から離隔していたからである。1980年10月16日、ナショナル・トレーニング・センターは正式に活動を開始した。1981年春、センターと第1騎兵師団(テキサス州フォート・フッド)は、M.I.L.E.S(レーザー交戦装置)の試験を行った。1981年7月1日、フォート・アーウィンの管理は、カリフォルニア陸軍州兵からアメリカ陸軍に移管した。1984年、対抗部隊は、カリフォルニア州フォート・オードの第7歩兵師団から歩兵部隊と機甲部隊が増強された。1985年6月、M1エイブラムス戦車が最初に使用され、1985年秋にはM2ブラッドリー戦闘車が使用された。1984年11月、初の装甲騎兵大隊の運営が行われた。1985年3月、第101空挺師団の部隊が初の軽部隊運営に参加した。1985年6月、第197歩兵旅団は初の旅団作戦拡張運営に参加した。1990年2月、初の軽/機械化歩兵連隊運営が行われた。それは、フォート・オードの第7歩兵師団(軽)とジョージア州フォート・スチュワートの第24歩兵師団(機械化)が参加するものであった。1993年12月、初の市街戦訓練がパイオニア訓練施設で行われた。1980年代及び1990年代、ナショナル・トレーニング・センターは、世界中の外国軍の指導者たちに米陸軍の大規模な戦術を展示した。2001年9月11日アメリカ同時多発テロ事件以来、ナショナル・トレーニング・センターは、アフリカ、中東、西アジアの砂漠環境における急速で変化の激しい戦場での対反乱作戦に焦点を当てるようになった。

対抗部隊(OPFOR)

1980年にナショナル・トレーニング・センターが再編されたとき、カリフォルニア州フォート・オッドの第7歩兵師団第31歩兵連隊第6大隊「ポーラー・ベア」と第73機甲連隊第1大隊から対抗部隊を編成した。1985年にアメリカ陸軍が連隊編成に戻った際、第177機甲旅団(SEP)が対抗部隊に指定された。対抗部隊の兵士は、ソ連式の装甲服、黒いベレー帽、識別章を着用し、BMP-1歩兵戦闘車及びT-72戦車を模したM551シェリダンを使用した。米海兵隊、陸軍予備役及び陸軍州兵の部隊が、対抗部隊の歩兵役を務めることもあった。対抗部隊は、全米の正規部隊及び予備役部隊の機甲旅団を相手に、1年間で15コの運営を行っている。




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ナショナルトレーニングセンター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/25 14:01 UTC 版)

ナショナルトレーニングセンター (National Training Center、NTC) は、「スポーツ振興基本計画」(2000年9月文部省告示)を受けて設置された日本のトップレベル競技者用トレーニング施設。中核拠点東京都北区)と競技別強化拠点(国内各地)がある。




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