ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-の登場人物 香港

ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-の登場人物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/10 13:04 UTC 版)

香港

転生した写身のさくらを含めた中学生4人が修学旅行で香港に来た。そこでさくらは、同じく転生した写身の小狼と出会う。日本と同じ次元にある(小狼とさくらの息子『小狼』は、日本に在る侑子のミセへと一人で来られた)。

光、海、風(ひかる、うみ、ふう)
3人ともさくらの同級生。光は天然ボケで黒髪、海は光を弄る。
初出は『魔法騎士レイアース』の獅堂光、龍咲海(りゅうざき うみ)、鳳凰寺風(ほうおうじ ふう)。

アニメオリジナル

シュトルム国

闘技場でゾラの雷を使って、強さを競い合う大会が行われている国。優勝すると聖なる宝物が与えられるため、小狼たちもその大会に参加する。

キーファ
声 - 神谷浩史
怪我をして大会に出られなかった青年。シャルメのために聖なる宝物を狙っていた。小狼と戦うが、聖なる宝物がサクラの羽根でないことが判った小狼からこれを受け取る。ピッフル国のドラゴンフライレーサーは異世界の同一人物
シャルメ
声 - 豊口めぐみ
キーファと結ばれる為に古代の遺跡に入り、呪いを受けた女性。その呪いを解くために二人は大会を訪れた。ピッフル国のドラゴンフライレーサーは異世界の同一人物

ツァラストラ国

(第1部)山が突然崩れ、空中に浮かぶ神殿が現れた町。その神殿に最初にたどり着いた者は何でも一つ願いが叶えられる。小狼たちも神殿を目指すが、途中で飛王の兵に遭遇する。

(第2部)飛王の干渉で再びこの国に訪れた小狼たちは、甦った人々が再び消えることを知る。それを知った小狼たちは、空汰たちと協力し、2枚目の羽根を探し出して神像に再び願いをかけて消えゆく人々を救おうとする。

空汰
声 - 陶山章央
甦ったものはいずれ消えるというお告げに抗うため、羽根を求める青年。各世界の空汰は異世界の同一人物
声 - 平松晶子
空汰の妻で、甦った空汰が無茶をするのを心配していたが、実は彼女も空汰の後を追って神殿に向かっていた。各世界の嵐は異世界の同一人物

ポルトリア国(ラゴスタ号・亡霊の島)

小狼一行が到着したのは一面の海。そこで、ラゴスタ号と言う名の船に救助された小狼たちは、羽根の気配を感じることができなかったものの、自分の養父にそっくりな少年、藤隆に出会った小狼の希望で船に乗り組む。しかしラゴスタ号は航行中に嵐に遭い、海に投げ出された小狼と藤隆は、伝説で亡霊が住む島に漂着する。

タンバル
声 - 大塚周夫
ラゴスタ号の船長。ナユタヤ国のタンバルは異世界の同一人物(ナユタヤ国のタンバルより穏やかな性格)。
藤隆
声 - 川島得愛
ラゴスタ号の機関長を務める少年。玖楼国の藤隆は異世界の同一人物。少年としての姿は、本作アニメにおいて初めての活躍した(CCさくらにおいてはシルエットの登場のみ)。

城塞都市ビット

魔法が一般的に認知され、国民が一斉に見た夢に現われた人物が王様を務める世界。ファイの魔法の力を見込んで、ずっと夜が続く原因を解決して欲しいと頼まれるが、ファイは断る。

桃矢
声 - 三木眞一郎
食べ物を作り出す魔法を使う事ができ、飲食店を営む青年。以前に国王を務めたことがあり、あだ名は「元王様」。各世界の桃矢は異世界の同一人物
雪兎
声 - 宮田幸季
衣服を作り出す魔法を使う事ができる青年。各世界の雪兎は異世界の同一人物
すもも・琴子
声 - 清水愛(すもも)、下屋則子(琴子)
魔法によって作られた存在で、どちらも王の補佐役。感情が無いためか、王に仕事をさせるためにはかなりの強引な手段も厭わない。桜花国のすもも・琴子は異世界の同一人物
チィ
声 - 名塚佳織
生命創造の魔法によって作られた少女。夢によって次の王に決まったが、なぜか王の仕事を拒んでいる。魔法によって作られているため、都市の外に出ることが出来ない。セレス国のチィは異世界の同一人物

絵本の中の世界

本の中での世界の出来事を自由に決める事ができる羽根ペンにより、モコナ以外の4人が本の中の世界に取り込まれる。モコナは本の中の世界から4人を助け出そうとする。

本世界の元ネタは、CCさくらのアニメオリジナルで登場したクロウ・カードの創(クリエイト)である。

エメロード
声 - 島本須美
本の世界の語り部。モコナに羽根ペンの力について教えた。羽根の力でその中の世界を自由に記述できた。サクラの羽の力によって魂が現世にとどまっており、羽をモコナが受け取ったことで旅立った様子。ジェイド国のエメロードは異世界の同一人物

ダローガ公国

前の国で手に入れた羽根が停車中のトラックに引っかかり、そのままそのトラックが発車する。困り果てていた一行だが、すぐあとに来たバスに乗り、そのトラックを追いかけることに決める。だが、バスの乗客は皆どこかで見たような何か訳ありの人達ばかり。この国にいる人物は老人以外は全て異世界の同一人物である。

譲刃、笙悟、プリメーラ、老人
声 - 千葉千恵巳(譲刃)、檜山修之(笙悟)、望月久代(プリメーラ)、八奈見乗児(老人)
4人ともバスの乗客。なお、老人の初出は『魔法騎士レイアース2』のチャンアン。
千歳
声 - 本多知恵子
バスの乗客の1人で、小狼たちが乗り込んだ長距離バスを製作した会社の元技術者。

ケルベ国

ケルベロス
声 - 久川綾
ケルベ国の守護神。羽根の力で小さくなった国の人々を元に戻すためモコナに協力を求める。
初出は『カードキャプターさくら』の同名人物。なお、CLAMPの他作品初出のキャラクターでは唯一、原典のアニメ版と担当声優が同一である。

キィシムの国

再びナユタヤ国についた一行は、キィシムにより人々の魂が奪われる事件に遭遇する。真相を調べていくうち、かつて戦ったキィシムに出会い、キィシムの国に羽根を求めて向かうことになるが、そこでは新たに羽根を手に入れたブルガルが影で暗躍していた。 高麗国も参照。

チュニャン
声 - 伊藤静
ナユタヤ国での異変を、ただ一人キィシムが悪いのではないと主張し和解を説いていた。キィシムの国に渡り、母チェニャンの教えをキィシムを通して学ぶ。
キィシム
声 - 勝生真沙子
キィシムの国にブルガルを連れ去ったが、羽根を得たブルガルによって返り討ちに遭っていた。小狼やチュニャンをキィシムの国に導く。
ブルガル
声 - 梅津秀行
キィシムの国で羽根を得て、影からキィシムを支配していた。
空汰・嵐
声 - 陶山章央(空汰)、平松晶子(嵐)
ナユタヤ国の住人。空汰はキィシム討伐を決起しようとしていたが、小狼達がキィシムの国に移動する際に巻き込まれてキィシム達の真意を知ることになる。

ラグタイムワールド

近代ヨーロッパの工業時代のような国。たどり着いた店のショーウィンドウに羽根が使われたブローチを見つけ、早速買い戻そうとするが一行には資金がない。仕方なく働くことにするが社会的に慢性的な仕事不足になっており、なかなか良い仕事が見つからない。この世界も異世界の同一人物が多い。

織葉
声 - 千葉紗子
羽根をブローチに加工して展示していた宝石店の店主。3日だけブローチを売るのを待つ約束をする。
絵里衣
声 - 林真里花
桃矢
声 - 三木眞一郎
雪兎
声 - 宮田幸季
草薙
声 - 石母田史朗
正義
声 - 瀧本富士子
カルディナ
声 - 浅川悠
蟹夫
声 - 桜井敏治

タオの国

古代中国のような国で、国民がみな僊力(センリキ)を使うことが出来る。羽根の力を感じ取った一行は、この国の王、羽王(はおう)カオスに会いに行く。この世界も異世界の同一人物が多い。

カオス
声 - 小野賢章
羽王と呼ばれ国民に慕われる、高い僊力を持った青年。羽根を収集していて桜の羽根も複数所持しているが、それを隠して小狼たちを怪鳥「玄鶴」が住む山に向かわせるなど、言動に不審な点が多い。
キーファ
声 - 菊池正美
シャルメ
声 - 豊口めぐみ
北斗七君
声 - 大倉正章
桃矢
声 - 三木眞一郎
雪兎
声 - 宮田幸季

鳥カゴの国

劇場版オリジナル。この国は巨大な籠に覆われていて、住人はそれぞれ鳥を持っている。知世姫以外は全員オリジナルキャラクター。

知世姫
声 - 坂本真綾
鳥カゴの国の姫。王に自分の声と、自らが連れる鳥「雷飜(ライファン)」を封印されてしまう。各世界の知世は異世界の同一人物
コルリ
声 - 津村まこと
知世姫をかくまう村の少年。ココルリを連れている。
声 - 中田譲治
知世姫の叔父。鳥カゴの国を永久に閉じようと企む。
親衛隊長
声 - 三宅健太
知世姫を助けるため、王の護衛となり機会を伺っていた。

語られなかった世界

週刊少年マガジン本誌、マガジン増刊ワンダー等に4ページほどで掲載される短編。コミック巻末等に収録される。その時の国での余談や、サクラの羽と関連のない世界など設定はさまざま。従って発表時期も雑多なので本記事中においても順不同で紹介する。なお、先頭に☆の付いている作はその際本誌連載が休載している時の掲載(一週置いて『私立堀鐔学園』と交代で掲載された3週間分を含む)を表す。

  1. マガジン増刊ワンダー掲載。コミック8巻収録:寿司屋の前に移動した一行は「おごったげる!」というモコナの言葉に従い入店する。小狼だけは通貨がないのを心配していたが、一行は寿司を気に入り満腹になるまで食べた(ファイは生魚が苦手なため、あまり食べていない)。会計時、小狼が通貨のことを話しはじめた瞬間、モコナが次元移動を開始して一行を吸い込み、店主に挨拶をして食い逃げする。
  2. ☆週刊少年マガジン本誌掲載。キャラクターガイド収録:もしもピンチの時に言葉が通じなくなったら、という話。本編でもこの件に基づく危惧が示唆されている所がある。コミックス収録時と本誌収録時に内容の相違が最も大きい作品。
  3. ☆週刊マガジン本誌掲載。コミック10巻収録:一行の部屋がひどく荒らされていたため、モコナが推理を買って出る。しかし、部屋を調査するうちにモコナが犯人だということが明らかになってしまう。最後に「黒鋼→推理小説自体に興味がないタイプ」・「ファイ→推理小説ズレしていてすぐに犯人が分かるタイプ」・「小狼→推理小説はちゃんと推理して読むタイプ」・「サクラ→推理小説は推理せずに読むタイプ」と記載がある。
  4. マガジンSPECIAL掲載。コミック12巻収録:黒鋼が愛読している雑誌「マガニャン」にまつわる話。マガニャンは様々な国(次元)で発行されており、連載されている漫画も同じだが本の形態だけはそれぞれ異なっている。ファイは「湖の国」にもマガニャンがあったのだろうかと疑問を投げかけるが、水の中では無理だろうと黒鋼は言う。一方、「湖の国」では人々がマガニャンの発売日について話していた。
  5. マガジンSPECIAL掲載。コミック13巻収録:レコルト国の図書館外でモコナは侑子と会話を始め、4人の寝相について尋ねられる。サクラの寝相は悪く、ファイはうつ伏せで、黒鋼は動かずに寝ているらしい。モコナは「小狼も動かないんだけど…あれって寝てるっていうより…」というところで口ごもる。だが「黒鋼と小狼、どっちも同じくらい痛そうなの。だから今日は二人と寝てあげる。二人とも元気になるといいな」と二人を気遣う描写がある。
  6. マガジンSPECIAL掲載。コミック15巻収録:山荘に泊まった一行の怪談(または怖い事)の話。アニメに登場した霧の国におけるエピソードの元ネタでもある話[8]もある[9]
  7. 書き下ろし。キャラクターガイド2収録:黒鋼は実は牛乳が苦手であるという話。
  8. 書き下ろし。原画集収録:男性陣3人が侑子へのホワイトデーのお返しを探し回る話。この話で結局フォンダンショコラとなるそのお返しは後に『XXXHOLIC』で重要な事に関わる。
  9. ☆週刊少年マガジン本誌初掲載話。モコナが旅の仲間に其々の夢を聞いて自分がとある夢を見る話。アニメに丸々一話用いられた話でもある。

  1. ^ キャラクターブック 2016, p. 86.
  2. ^ 「長時間追跡を続けると逆探知される恐れがあったため、時間を制限した。そのために時間が掛かった」(本人談)
  3. ^ 飛王が世界の均衡を崩したことの影響に因るもの
  4. ^ 新・春香伝』の第一話の舞台でもあり、春香の故郷でもある。
  5. ^ アニメ版のみ登場。
  6. ^ その形は天使の卵(エンジェルエッグ)そのものを人間サイズにしたもの
  7. ^ ANGELIC LAYERで登場したヒカルはスターシステムによる登場であり、元々は『魔法騎士レイアース』に登場した獅堂光のファンだったみさきが、彼女にあやかって作り出した天使である
  8. ^ この話で黒鋼は、湖に落ちた際に諸水の中に出現しその時に鱈腹水を飲んだので、以降、「もう水に落ちたりしないだろうな?」とモコナを責めるようになった(つまり、「モコナがどこに出るか予測が付かないばかりかその際何が起こるかすら判らないのが怖い」という)。
  9. ^ アニメではもう一回別の世界で黒鋼が同じ憂き目を見ている。ゆえに原作以上にモコナを責め立てている。





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