スリーエム ジャパン
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主な製品
取扱品目は、米国3Mとほぼ同様のラインナップで、一般消費財・一般工業・サニタリー・ヘルスケアなど多岐にわたる。
スコッチテープに代表される粘着テープ、フィルム製品、カッティングシート、反射材、研磨材、接着剤など幅広いが、事務用品の付箋紙のブランドポスト・イット (Post It)や、家庭用スポンジのブランドスコッチ・ブライト(Scotch-Brite)、液晶画面の輝度上昇フィルムなどの知名度が高い製品も多い。
業務用音響磁気テープでは、世界的に圧倒的にシェアを誇った時期も有り「206」と呼ばれた製品は、長期間に渡って世界中のレコーディングスタジオで使用された(日本製とアメリカ製が存在したが、日本では日本製が好まれた)。また、1978年12月には業界初にして世界初のメタルポジション(IEC TYPE IV)用コンパクトカセットテープ「METAFINE」(メタファイン)を日本市場で先行発売した。
一方、録画用磁気テープでは業務用に使用される機会は少なく、もっぱら民生用に価格重視の製品として売られ一定のシェアは確保したものの早期に撤退した。
2007年末までにTDKがDVDやBD、各種磁気テープなどの記録メディア事業から製造販売を撤退を決定し、TDKブランドを一定期間借用し「TDK Life on Record」ブランドの記録メディア製品を販売したが、2015年末を以て完全撤退した(販売権はTDKに戻り、2019年末までTDKがOEM製品のサポートを担当していた)。
日本で開発し、世界市場へ展開し高いシェアを持っている製品も多くあり、例として建築内装、マスキングテープなどがある。
また、2014年に宛名ラベルやシール等を扱うエーワン合同会社を子会社化[5]し、その後2017年に本体に吸収合併した[10]ことから、エーワン(A-one)ブランドのラベルやラベルシールも扱っている。
- ^ a b c d e スリーエムジャパン株式会社 第44期決算公告
- ^ a b c d “住友電気工業株式会社からの自己株式取得の完了および社名変更に関するお知らせ”. スリーエム ジャパン株式会社 (2014年9月1日). 2014年9月1日閲覧。
- ^ a b “スリーエムから住友撤退”. 朝日新聞(朝日新聞社). (2014年7月17日)
- ^ “住友電工、住友3Mの全株式売却 米3Mとの半世紀の提携解消”. 日本経済新聞. (2014年7月16日) 2015年11月28日閲覧。
- ^ a b “3M社によるエーワン株式会社グループの株式取得について”. 住友スリーエム株式会社. (2010年2月22日) 2015年11月28日閲覧。
- ^ “ネーミングライツの運用を開始します”. 仙台市財政局資産マネジメント推進室. (2013年6月11日) 2015年11月28日閲覧。
- ^ “スリーエム ジャパン株式会社 文具・オフィス事業部および、エーワン合同会社の組織変更等について|ニュースリリース|会社概要”. スリーエム ジャパン. (2015年4月10日) 2017年5月2日閲覧。
- ^ “3M 吉田社長、生産量を5年で30%増 山形事業所方針「世界をリードする工場に」”. 山形新聞. (2015年11月26日) 2015年11月28日閲覧。
- ^ “3Mジャパングループ 組織再編のお知らせ”. スリーエム ジャパン. (2015年4月21日) 2015年11月28日閲覧。
- ^ a b “法人番号公表サイト・スリーエムジャパン株式会社の情報”. 国税庁. 2017年6月4日閲覧。
- ^ “3M社の優れたアイデアは「不文律」から生まれる”. 日経クロステック(xTECH) (2017年6月12日). 2023年10月22日閲覧。
- ^ 巨大イノベーション企業 3Mジャパンの商品開発力 - テレビ東京 2022年2月17日
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