ジェームズ・ボンド
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ジェームズ・ボンドの日
2012年10月5日は、第1作『ドクター・ノオ』が1962年10月5日にイギリスで初上映してからちょうど50周年にあたり「ジェームズ・ボンドの日」(GLOBAL JAMES BOND DAY)として007関連イベントを実施した。
- シリーズ誕生50周年記念作品である第23作『007 スカイフォール』のアデルが歌う主題歌「スカイフォール」は、「007」にちなんで2012年10月5日のイギリス時間「0時7分(0:07)」に世界一斉解禁された。
- イギリスのオークションハウスであるクリスティーズでは、「ジェームズ・ボンドの50年 - ザ・オークション」(50 YEARS OF JAMES BOND – THE AUCTION)というチャリティー・オークションが開催された。シリーズ誕生50周年記念作品である第23作『スカイフォール』まで全23作のゆかりのアイテム計50点を出品。うち40点はオンライン・オークションにかけられ、少なくとも3点は日本人が落札して日本に空輸された。50点のうち残りの10点は10月5日ジェームズ・ボンドの日にクリスティーズにて招待者限定のオークションを実施。オンライン・オークションでは、日本が舞台の第5作『007は二度死ぬ』(1967年)で初代ボンドのショーン・コネリーが劇中で敵の基地に登るために使用した装備や、第9作『黄金銃を持つ男』(1974年)で登場した黄金のバックルの中に銃弾が仕込まれたベルトなど、劇中に登場した小道具や衣装、宣伝で使用されたポスターや劇場パネルなどが出品。招待者限定オークションでは、第21作『カジノ・ロワイヤル』(2006年)で6代目のダニエル・クレイグが海から登場する際に着用していた水泳用パンツや、シリーズ誕生50周年記念作品である第23作『スカイフォール』で着用したトム・フォードのスーツとタキシード、オメガの時計、最新作のプレミアに参加できる権利などが出品された。また、第22作『慰めの報酬』(2009年)で使用した車アストンマーティンDBSも出品され、予想落札価格が12万から17万ポンド(約1500万から2130万円)という今回のオークションの中でも最高値が予想された[注釈 12]。ボンドの大ファンというサッカー選手デビッド・ベッカムやクリスティアーノ・ロナウドがアストンマーティンを狙っているという話も報じられた。
2023年、前年にボンド映画が60周年を迎えたことを記念して、ボンド映画10作品の4Kレストア版を全国で公開した[15]。映画は5作品ずつ二弾に分けて上映され、第一弾は同年9月22日、第二弾は11月17日に公開される。ラインアップは以下の通り。
第一弾 9月22日~ | 第二弾 11月17日~ |
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注釈
- ^ この設定は初代ボンド俳優ショーン・コネリーの出自に基づく原作最後期に付けられたいわゆる、後付けのもの
- ^ 英語圏では、慣用的に、電話番号などの「0(零)」をアルファベットの「O(オー)」で読み替えることがある。また、同じ数字やアルファベットが連続する場合には、「ダブル…」や「トリプル…」といった形容詞をつけて読み替えることがある。
- ^ ただし、日本では近年「ダブル・オー・セブン」が多く使われる傾向にある。また、淀川長治や水野晴郎は「ゼロ・ゼロ・ナナ」、「ゼロ・ゼロ・ナナ号」と読む場合もあった(『日曜洋画劇場』、『水曜ロードショー』など)。その一方、荻昌弘は当時から一貫して「ダブル・オー・セブン」と読んでいた(『月曜ロードショー』)。
- ^ 実際には007を愛読していたのはケネディ夫人のジャクリーンだったとも言われている
- ^ ジョン・ガードナーとアンソニー・ホロヴィツは、「モリアーティ教授もの」と「007シリーズ」の双方で続編を書いた作家となった。
- ^ 当初はブロッコリと関係が良好だったコロンビア ピクチャーズと契約する予定であったがコロンビア側は映画化には興味を示さなかった。
- ^ ピッカー自身もボンドシリーズの映像権取得に動いていたが、タイミングが会わず、結局サルツマンが取得することになった。
- ^ 『ムーンレイカー』に関しては俳優のジョン・ペインが所有していたが、その後権利を買いとることが出来たため、1979年に映画化している。
- ^ しかし、『木曜洋画劇場』で放送された際の予告CMではアレンジ版ながらも「ジェームズ・ボンドのテーマ」が使用された。
- ^ 映画サウンドトラック盤『007/サンダーボール作戦』にはインストルメンタル曲が収録されている。
- ^ 『ネバーセイ・ネバーアゲイン』を含む。
- ^ アストンマーティンDBSの実際の落札価格は389,377ドル(約3058万円)となった。
- ^ James Bond Jr.にもシリーズを通してのレギュラー悪役として登場する。
- ^ 映画は『ユア・アイズ・オンリー』
- ^ 映画は『消されたライセンス』
- ^ 『ネバーセイ・ネバーアゲイン』ではマクシミリアン・ラルゴ(スペクターNO.1)
- ^ 『ネバーセイ・ネバーアゲイン』ではブロフェルド(スペクターNO.2=首領)
出典
- ^ 『007』が日本のマンガ・アニメに与えたとてつもない影響 ~007は男子のディズニーランド~ https://www.banger.jp/movie/41447/
- ^ 「007 逆襲のトリガー」 (角川書店)帯カバー、解説など
- ^ “007シリーズ最新作 世界配給がソニー・ピクチャーズに決定! | ソニー・ピクチャーズ公式”. www.sonypictures.jp. 2021年8月10日閲覧。
- ^ “007シリーズ【吹替】”. BS-TBS. 2021年8月10日閲覧。
- ^ デヴィッド・ピッカーさん死去 ユナイト元社長
- ^ BBCを英語で読む「ボンド映画の主題歌になれなかった名曲たち」(2)
- ^ BBCを英語で読む「ボンド映画の主題歌になれなかった名曲たち」(3)
- ^ BBCを英語で読む「ボンド映画の主題歌になれなかった名曲たち」(4)
- ^ BBCを英語で読む「ボンド映画の主題歌になれなかった名曲たち」(6)
- ^ BBCを英語で読む「ボンド映画の主題歌になれなかった名曲たち」(7)
- ^ BBCを英語で読む「ボンド映画の主題歌になれなかった名曲たち」(8)
- ^ BBCを英語で読む「ボンド映画の主題歌になれなかった名曲たち」(9)
- ^ Wikipedia「Thunderball」の項目など
- ^ ブロンディ (バンド) - Wikipedia
- ^ “『007』60周年リバイバル上映、豪華ラインナップが発表 ─ 『ロシアより愛をこめて』『ゴールデンアイ』『スカイフォール』など10作”. 2023年10月8日閲覧。
- ^ Wikipedia(English)「James Bond (comics)」の項目
- ^ 『タクテクス』No.52 1988年3月号(ホビージャパン)
- ^ “「Project 007」発表。ヒットマンシリーズのIO Interactiveがジェームズ・ボンドを主人公にした新作を開発” (2020年11月20日). 2021年10月11日閲覧。
固有名詞の分類
漫画作品 し |
少年よ耽美を描け 10年イチジクの思い ジェームズ・ボンド 将太の寿司 ジバクくん |
アクション俳優 |
若駒 シェイン・コスギ ジェームズ・ボンド 渡瀬恒彦 倉石功 |
漫画作品 ほ |
防衛漫玉日記 HAUNTEDじゃんくしょん ジェームズ・ボンド ぼくの家庭教師 ポケモンゲットだぜ! |
映画の登場人物 |
YEN TOWN BAND モブキャラクター ジェームズ・ボンド エレン・リプリー インディアナ・ジョーンズ |
さいとう・たかを |
小説吉田学校 雲盗り暫平 ジェームズ・ボンド 捜し屋禿鷹登場!! ゴルゴ13 |
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