シムラユウスケ シムラユウスケの概要

シムラユウスケ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/30 21:15 UTC 版)

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国内外で活動していて、本業の枠の中に留まらず幅広く活動している。

代表作にはニューヨークで制作された写真作品「Magictime」[1]、「HumanMuseum」、「Sightseeing」 をはじめ、インタラクティブアートであるDREAMING DREAMING があり、近年の個展ではトーキョーワンダーサイトでの「WITCH」、国内2都市のアップルストア(銀座店、渋谷店、心斎橋店)によるシムラユウスケ特集、BankART Studio NYKでのシムラユウスケ「OPEN DREAM」、NADiffでの「Magictime」[2](2012 | 同時発売 DVD | Magictime)、個展「Sightseeing」[3]、成田国際空港第2ターミナルでの展示作品「DREAMING TREE」の他、吉田カバンとシムラユウスケによる「YUSUKE SHIMURA TOKYO NEWYORK supported by YOSHIDA&CO.」のメディアワークを展開。 海外での制作をベースにニューヨーク、東アジア、中東、東南アジアでの展開を行うアーティスト。

その他、様々なメディアでの特集に加え、Tokionのニューヨーク特集、装苑の特集ではPerfumeのプロデューサーでもある中田ヤスタカ、現代美術家の名和晃平、建築家の中村竜治らと共に国内外で活躍する次世代の1人として特集されている。

作品

シムラユウスケのアート作品は世界をマルチアングルで捉え、それぞれの視点を持ちながらも一貫して「DREAM(夢)、Futuer(未来)、Magic(魔法)」などのスーパーポジティブな世界で構成されている。

表現の主として、自身の持つ夢と希望の世界と、人類初の宇宙飛行を成功させたユーリイ・ガガーリンの「地球は青かった」を起源とし、人々が持つ驚きや、人々の持つ夢の可能性を無限に描く世界を作り出すことが彼の作品になっている。

世界を一定の距離で捉え続けているコンセプチュアル・アートの写真作品[4]を中心に、ドローイング(drawing)作品では、世界に夢と希望でアプローチするポップアートとしてキャラクター擬人化し、「夢と希望のヒーロー」をコンセプトにした赤いマントをつけた白いうさぎ“ふわり”を生み出し、2009年にはインタラクティブアートとして「DREAMING DREAMING(2009-)」「OPEN DREAM(2010-)」を世界に提言し、世界が夢で溢れていることを具体化していくことで、人の持つ夢の可能性を無限に描く世界を創りだしている。

その他、様々なメディアとコラボレーションすることを新しい未来への発明とする夢に自由な姿から、次世代を担うアーティストとして紹介されていることが多く、多方面との親交も深いことから各界の人物がゲストで彼とのトークライブなどに参加している。

活動

  • 2005年オノ・ヨーコとの出会いでニューヨークに渡米し、ニューヨークでの作品制作がはじまる。
  • 2006年ミラノコレクションブランド、Anteprima(アンテプリマ)とのコラボレーション展が開催され、2007年にはApple Storeでシムラユウスケを特集するエキシビジョンが銀座、渋谷、心斎橋の直営店で開催された。
  • 2007年トーキョーワンダーウォールをはじめ、アップルストアでの特集では、国内外の先鋭アーティストをピックアップしているApple Store銀座で、彼の写真作品"Magictime"を映像化したスペシャルイベントが開催され、Apple Store渋谷では銀座での内容に加え「ライブフロムアップルストア」でシムラユウスケを特集したトークライブを行い、同展では異例のiTuneからの配信が行われた。
  • 2008年国内外のアートフェアやアートフェア東京(2009-)などに写真作品が出品され、ドローイング作品は160作品以上が完売し、展覧会のために来日していた海外の現代美術作家などが購入している。

同年CIBONEが注目するアーティストとしてシムラユウスケの写真作品を4ヶ月に渡り特集し、同時期にトーキョーワンダーサイトでの個展「WITCH」が開催された。

  • 2009年にはアートフェア東京をはじめ、ファッションブランドEditionとのコラボレーション商品が発売され完売。
  • 2010年 BankARTアーティストインレジデンスに滞在し BankART Studio NYK (横浜)にてシムラユウスケ「OPEN DREAM」が開催され、夏には新潟県越後妻有 BankART妻有 桐山の家で滞在制作を行い、大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ「大地の祭り2010夏」の会期中 公開されている。BankART1929
  • 2011年 アジア圏での活動を展開し、2011年に中東(シャルジャ、ドバイ)にアーティスト・イン・レジデンスプログラムで滞在制作を行い、海外で制作した作品を各都市のアーティストや機関がコレクションするなど海外での特集に参加。
  • 2012年日本国内ではNADiffでの個展「Magictime」が行われ、DVD 「Magictime」[5]がNADiffで同時発売される。同年の海外ではシンガポール、タイでの個展「DREAMING NOTEBOOK」[6]が開催された。東南アジアでのアーティストインレジデンスプログラムで滞在、制作、発表を行い、中東、東アジアでの活動に広げ展開している。
  • 2013年には東京での個展「Sightseeing」(Yumiko Chiba Associates)[7]をはじめ、中東圏(ドバイ、シャルジャ)での最新作、東南アジア、東アジアなど国内外で作品を展開し、フィンランド(ヘルシンキ)のアーティスト・イン・レジデンス「HIAP」[8]に滞在し、北欧圏での発表など国際的に活動している。
  • 2013年12月 成田国際空港とのコラボレーションで空港第2ターミナルでの展示作品「DREAMING TREE」を展開。

同年には幼少期から育った国内(千葉県成田市)に拠点としたアートプロジェクトを立ち上げ、2011 年3 月11 日東日本大震災で被災した成田国際空港と故郷であり特定被災区域の2市町(千葉県成田市、印旛郡栄町)を中心に2014年、成田国際空港と空港から広がる森や自然をアートフィールドにした現代アートプロジェクト「ふわりの森」のプロジェクトディレクターを務めスタートする。

  • 2014年成田国際空港を囲む森を現代アートの森にするランドアート「ふわりの森」をスタートし、国際都市NARITA初の現代アートプロジェクト、国際アーティストインレジデンスを立ち上げカイカイキキに所属するアーティスト佐藤玲らが参加。ギャラリー、スタジオ、レジデンスをディレクションしている。

このランドアートの誕生において、これまで空港のみの利用で通過されてきた「NARITA」の中の『ART』「nARiTa」があることをコンセプトに発信し、国際的な現代アートの拠点を誕生させた。 2020年 空港都市国際芸術祭「ふわりの森 ART PARADE」を手掛ける。

現在東京ニューヨークを拠点に活動し、作品は現代美術を取り扱うギャラリーが扱っている他、吉田カバンが唯一アーティストをサポートしているシムラユウスケとの「YUSUKE SHIMURA TOKYO NEWYORK supported by YOSHIDA&CO.」などのメディアワークスを展開しており、その他も多くのメディアとのコラボレーションなどをしている。




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