ザッピング ザッピングの概要

ザッピング

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/11 08:07 UTC 版)

元来の意味は、

  1. 背嚢(zap)を背負って気ままに山や森をぶらぶら歩くこと。産業革命後のヨーロッパでは、工業化した都市生活は不自然と考えられ、休日は自然と一体化し、リフレッシュしようとした。ここから転じて、チャンネルを替えながら、あちこちの番組を視聴する行為を指すようになった。[要出典]
  2. チャンネルを替えるとき、放送していないチャンネルでは「ザー」という音がする。頻繁にチャンネルを替えると、「ザッ、ザッ」と音がするので、ここからザッピングという言葉ができたとも言われている。[要出典]

リモコン普及期でも大学生は1時間に16回行っていた。 ザッピングが発展した視聴行動にフリッピング(flipping)がある。フリッピングは、アシカ等の前足(flipper)を使った芸の意味である。ここから転じて、二股をかける、どっちつかずという意味を持つアメリカ俗語である。テレビ視聴では、ザッピングしながら2つのチャンネルの番組を並行視聴する行動をさす。[1]。 転じて、コンピュータゲームでは複数のキャラクターを切り替えながら行動するシステムのことを言う。

放送局のザッピング対策

  • ザッピングを防ぐ
    フライングスタート、「みのもんたの朝ズバッ!」(TBS)の「8時またぎ」に代表される時報をまたいだ番組構成や、人気コーナーを番組内に分散する、CM(ステーションブレイク)なしで次の番組を始める(ステブレレス編成)、オープニングを遅らせるなど。
    平日朝・夕方(特に17時台)の民放ニュース・情報番組に於いて、テレビ局側が他局のニュース番組がCM挿入されたタイミングに合わせて、CM挿入を早める所謂「右へ倣え」方式の番組編成等。
  • ザッピングする人を捕まえる
    1. 画面を明るくする。
    2. カメラを動かしたり、熱帯魚やCGなど動くものをおいたり、テロップの挿入により画面に動きをつける。
    3. CMあけに、番組内容の要約(「リピート」、「ダイジェスト」)を行う。[2]

などの対策を行っている。しかし、これらの対策はテレビをわかりづらいものにしている(テレビ離れ[3]


視聴者の視聴行動の変化が、テレビ局の番組作りを変え、番組作りの変化が視聴者の行動を変えている。両者が相互作用していることを示している。

出典

  1. ^ 松本美穂・宮川祐一・村野井均『テレビ視聴行動の分析 -ザッピング視聴およびフリッピング視聴について-』第20回北陸三県教育工学研究大会福井大会,(1999)
  2. ^ 美谷和子・村野井均・宮川祐一『CMの挿入位置の変化と視聴者の認識』第5回日本視聴覚・放送教育学会発表論文集,(1998)
  3. ^ 松本美穂、宮川祐一、村野井均『大学生におけるザッピングの実態』第5回日本視聴覚・放送教育学会発表論文集,(1998)

関連項目




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