ゴールキーパー ゴールキーパーの概要

ゴールキーパー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/20 21:33 UTC 版)

キーパーと略すこともある。略称としては他にアルファベット2文字でGKと表す場合もある。また、ゴールテンダーgoaltender)やゴーリーgoalie)、ゴレイロgoleiro)という呼称も存在し、競技や国によって呼称が異なる。なお呼称について競技上特色があるものについては、以下においても述べる。

概要

バンディのゴールキーパー

一般的に、ゴールキーパーは他のポジションの選手と比べて、ボールやパックを手で掴めるなど異なるプレーが求められていたり、またボディーコンタクトに対して無防備になることもあるので特別なルールが適用されている場合が多い。また、どの競技もフィールドに1人のみと定められているのが通例である。

サッカー

サッカーのゴールキーパーは、ペナルティーエリアの中でのみ手でボールを扱うことが許されている。また、他のポジションの選手と見分けが付きやすくするため、異なる色のユニフォームを着用する。

以前はキーパーチャージと呼ばれる反則が適用され、フィールドプレーヤーと比べて保護されていた。現在はそのような反則はなく、フィールドプレーヤーと同様の判定基準で扱われている。

フットサル

フットサルのゴールキーパーは、サッカー同様にペナルティーエリア内で手でボールを触ることができ、異なるユニフォームの使用が義務付けられる。パワープレーの際、フィールドプレーヤーがゴールキーパーのユニフォームを着て攻撃に参加することがある。またサッカーに比べピッチが狭いため直接ゴールを狙うことも可能である。手で投げたボールのゴールインは認められていない。

日本ではポルトガル語のゴレイロgoleiro)という名称で呼ばれることもあるが、公式ルールでの名称はあくまでもゴールキーパーである。

ハンドボール

ハンドボールのゴールキーパー

ハンドボールのゴールキーパーも、サッカーなどと同様、他の選手とは別色のユニフォームを着ることが義務付けられている。ゴールキーパーのみ長ズボンを履くことができるが、プロテクターやゴールキーパーグローブなどの防具は着用できない。

ゴールキーパーの特権として、ゴールエリア(ゴールから6mの半円)でのプレーが、唯一認められている。ゴールエリア内では、足を含む全身でシュートを防ぐことができ、ボールを持った状態での歩数制限も無い。ただし、ゴールエリア外では他の選手と同様に扱われる。

至近距離からのシュートが多く、捕球が困難なため、ゴールキーパーがシュートを阻止し、ボールがコート外に出た場合は、基本的にゴールキーパーのボールで再開する。

ホッケー

ホッケー(フィールド・ホッケー)のゴールキーパーは他のポジションの選手と違い、唯一ヘルメット、脛当て、手袋などの防具をしている。また、他のポジションの選手とは異なる色のユニフォームを着用する。ゴールキーパーはシューティングサークル内で、ボールを体で止めたり、足で蹴ってボールがゴールに入ることを防ぐ事ができる。




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