ウルトラマンティガの登場怪獣
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/15 03:10 UTC 版)
炎魔人 キリエル人
キリエル人 KYRIEL[24] | |
---|---|
別名 | 炎魔人 |
身長 | 不明[40][28] |
体重 | 不明[40][28] |
出身地 |
第3話「悪魔の預言」、第20話「GUTSよ宙へ・後編」、第25話「悪魔の審判」、第52話「輝けるものたちへ」に登場。「キリエルびと」と読む。
中世の時代より地球に潜入していた[注釈 8]実体を持たない精神生命体。第3話では3年前にすでに死亡していた人間(イタハシ・ミツオ)の肉体に憑依し、「聖なる炎」[注釈 9]という爆発事件を起こし、GUTS隊長のイルマを地球人の代表としてティガではなくキリエルを人類の守護神として崇めよと迫るが、断られたため町ごと燃やそうとする。彼女の救出に現れたティガに対抗して巨大化してキリエロイドになり戦いを挑むも、敗れる。
戦力として両手から放つ衝撃波を武器とする。また、遠隔的に人間の精神を乗っ取り、自らの意のままに操ることも可能であり、劇中ではイルマ隊長が出演していたテレビ番組の山田という女性司会者がその被害者になる。
第20話では、ゴブニュ(ギガ)に敗れて気を失ったティガ(ダイゴ)の精神世界に現れ、彼の無力さを嘲笑う言葉を残し消えるが、これはダイゴが見た幻である[注釈 10]。
第25話では、イタハシとキリエルの巫女(オオヌマ・ケイコ)を通じて天使として人々の前に姿を現し、さらにテレビを乗っ取りティガを「悪魔」だと人々を扇動し、メトロポリス上空に「天国の門」(実は地獄の門)と呼ぶ巨大な門を時空の断層に出現させ、他のキリエル人たちを地球に侵入させようとする。ティガが現れるとキリエロイドIIに変身し、ティガと再び戦うも敗れる。
最終話で闇が迫る中地球を見捨て、闇の中でクリスタル状の入れ物に閉じ込められたダイゴに負け惜しみに近い言葉を投げかけて異次元へと去って行く。
- 第3話の脚本では「エーテル体の意志体」と説明していた[10][11]。
- 劇場版『ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY』の準備稿では「ウルトラマンとしての自身に迷うダイゴに『君は普通の人間として生を全うしたまえ』と忠告しに来るが、最後には3体の闇の巨人に『残存思念の分際で邪魔だ』と一掃される」という一幕が存在した[44][45]。
炎魔戦士 キリエロイド
キリエロイド KYRIELOID[24][25] | |
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別名 | 炎魔戦士 |
身長 | 52 m[出典 12] |
体重 | 4万2,000 t[出典 12] |
出身地 |
第3話「悪魔の預言」に登場。
キリエルの預言者がティガに対抗するために実体化した姿。キリエルの預言者曰く「キリエル人の怒りの姿」であり、キリエル人の対ウルトラマン戦闘モード[8]でもある[注釈 11]。「キリ、キリ」と鳴く。その姿はどこか悪魔を連想させ、顔面は泣きの表情を浮かべているように見える。掌からは火炎放射獄炎弾を噴き出す。「聖なる炎」という爆発事件は炎が地下から上がった後で発生し、この炎はGUTSのマイクロウェーブで鎮圧される。変身前と同様、「聖なる炎」で汚れを焼き払った後の地球に自分の新世界を創ることを目的に活動する。
メトロポリスポイント33地区に出現し、ティガと激突する。頭の回転が早く、身軽で格闘にも優れておりティガを圧倒するが、スカイタイプの攻撃で不利になり、獄炎弾を放つもティガフリーザーで氷漬けにされ、マルチタイプのゼペリオン光線で倒される。
- スーツアクター:三宅敏夫[10][11]
- 声:佐藤正治
- 『ティガ』の怪獣としては最初にデザイン画が描かれた[12]。デザインイメージは悪魔[12]。またシンメトリーにしないことも意識された[12]。平成のバルタン星人を狙ったデザインのため、神秘的でかっこいい方向性でデザインされた[14][32]。ディテールや頭部の形状はバルタン星人を意識したデザインで、上から見た図はV字型になっている[14][32]。ナイトシーンが多かった初稿のため、闇夜に映えるように白を多くし、特撮監督の神澤からの要望で黒を多くしたものが決定稿となった[14][32]。また、様々な色が滲んだような模様を黒い部分に付けている[32]。
- ティガとの戦闘シーンでは格闘ゲームを意識して演出されている[46]。
炎魔戦士 キリエロイドII
キリエロイドII KYRIELOID II[24][25] | |
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別名 | 炎魔戦士 |
身長 | 55 m(各形態全て共通)[出典 13] |
体重 | 4万5,000 t(各形態全て共通)[出典 13] |
出身地 |
第25話「悪魔の審判」に登場。
キリエルの預言者と巫女が合体変身した対ウルトラマン戦闘モードで、初代キリエロイドの数倍の戦闘力を持つ。初代よりパワーアップしており、姿もさらにおぞましいものとなっている。以前の個体との違いは顔面の白い部分が広く、初代とは逆に笑いを浮かべているようにも見え、額にあった発光体が真ん中に移動しており、胸部の発光体が上下別々に点滅する点など。ティガの行うタイプチェンジと同様の能力も身に付けており、基本形態は初代に類似した姿だが、パワータイプ対応では全身が硬質化し、ティガ・パワータイプの攻撃も受けつけず、両腕に鰭キリエルカッター[47]が付く。スカイタイプ対応では背中から巨大な翼キリエルウイング[47]が生え、飛行速度はスカイタイプをも上回る。
タイプチェンジ後は終始優勢であり、一度はティガをパワータイプ対応の攻撃で徹底的に苦しめ、さらにスカイタイプ対応で叩き落して窮地に追い込む。空に発生させた「地獄の門」の扉をこじ開けて自身の仲間を呼び、ティガ諸共世界を闇に閉ざそうとする。しかし、GUTSの光エネルギーの補給やイルマの呼びかけで我に返った人々から放たれた光によってティガが復活し、パワータイプ対応に戻ってマルチタイプに戻ったティガに再び挑むが猛反撃を受ける。最後はウルトラパワーで地獄の門に叩きつけられ、ゼペリオン光線で「地獄の門」の扉共々消滅する。ティガは撃破後、助けに来た人々に感謝の意味を込めてサムズアップのポーズをとった。
- スーツアクター:三宅敏夫[10][11]
- 声:佐藤正治
- 着ぐるみはキリエロイドの改造。頭部とパワータイプ対応の胴体は新規造形で、登場時はキリエロイドの胴体に新規造形の頭部、パワータイプ対応は新規造形の頭部と新規造形の胴体、スカイタイプはパワータイプ対応に翼を付けたもので表現している[出典 14]。頭部はバルタン星人っぽくし、スーツはキリエロイドで実現できなかった心臓のように胸の電飾が発光するギミックを入れている[14][48]。
- 各形態の名称は書籍によって「パワータイプ対応」「スカイタイプ対応」[26][49]や「パワー対応」「スカイ対応」と記載している[31][50]。各形態に固有名を記載していないものもある[40][28]。『ウルトラマンティガひみつ超百科』や『ウルトラマンティガ図解超百科』ではそれぞれ「格闘戦タイプ」、「怪力戦タイプ」、「空中戦タイプ」と記載されている[要ページ番号]。
- 中盤以降の本作品の番宣CMは主に第25話の場面から製作されており、キリエロイドIIが地獄の門に叩きつけられて倒され、ティガが勝利する画になっている。
- 第25話のラストの描写から、再登場の機会を想定して左右対称のキリエロイドIIIと、ウルトラマンのようなキリエロイドIVがデザインされていた[51]。ちなみに、4体のキリエロイドはそれぞれ喜怒哀楽を表している[14][51]。
『ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA』に登場するキリエル人
キリエル人 | |
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身長 | 不明[52][53] |
体重 | 不明[52][53] |
『ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA』第18話「スマイル作戦第一号」、第19話「救世主の資格」に登場。
人間の脳に作用して欲望や願望を刺激する未知の宇宙線・モルフェウスRを散布して、精神攻撃によってあたかも現実のように自分の理想が反映された幻影をGUTS-SELECTの隊員やイグニス、闇の巨人に見せ、欲望に飲み込まれずに行動できる救世主の資格を持つ者を捜していたが、その真意は不明[52][53]。
だが、唯一影響を受けなかったシズマユナが救世主の資格を持たなかったことを知ると、彼女を見限り、戦闘用形態であるキリエロイドへと変化する。
- 演:髙橋麻琴
- モルフェウスRは、『ティガ』第40話「夢」に登場するモルフェウスDのオマージュとなっている[54]。第19話を監督した田口は、『ティガ』をテーマに描くことから、実相寺昭雄が演出した『ティガ』第37話「花」や第40話「夢」のような、何が幻で何が現実なのか分からない、特別で意欲的な描き方がしたかったという[54]。
『ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA』に登場するキリエロイド
キリエロイド | |
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別名 | 炎魔戦士[出典 15] |
身長 | 52 m[出典 16] |
体重 | 4万2千 t[出典 16] |
『ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA』第19話「救世主の資格」に登場[55]。
キリエル人が炎を纏った赤い光に包まれて変化した戦闘形態。鋭い爪を持つ手から発射する灼熱の獄炎弾を武器とし、敵を俊敏さを伴った格闘能力で翻弄する[55][53]。背中から生えた翼による人間の目では追えないほどの速度での移動も可能[52][56]。
チヒロシティに出現し、闇の巨人との戦いで活動限界の迫っていたトリガーを追い詰め、ナースデッセイ号の一斉放射にも怯まなかったが、シズマユナの力を借りてシズマミツクニの内なる光と過去の記憶から生成したスパークレンスによって現出したウルトラマンティガがトリガーに加勢、2体のタイプチェンジによる戦法で追い詰められ、最後は2体のゼペリオン光線によって爆散し、消滅した[出典 17]。
- スーツアクター:石川真之介
- スーツは新規造形[54]。円谷プロは毎年新規で有名怪獣のスーツを作り直すプロジェクトが進行しており、その流れで『ティガ』のアニバーサリーイヤーであることから、キリエロイドが新造されることとなった[54]。監督たちからはキリエロイドの登場を要望されていたが、ティガの客演回に取っていたことから使えないと説明していたという[54]。
『ウルトラマン Fighting Evolution Rebirth』に登場するキリエロイド
カオスキリエロイド
PS2用ゲーム『ウルトラマン Fighting Evolution Rebirth』に登場。
カオスヘッダーによってキリエロイドが強化された姿。キリエロイドIIを思わせる造形をしている。ゲーム中でキリエロイドが得意としている足技がさらに強化されており、両足には鋭利なカッターを生やしている。また、操る炎は通常よりもさらに高温の青い炎に変化しており、両足にこれを纏わせることで絶大な威力の蹴りを放つことができる。
『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS NEO』に登場するキリエロイド
『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS NEO』第1話「力を継ぐもの」から第3話「不死身の挑戦者」、第8話「覚醒!レイオニクス」、第9話「混在する闇と光」に登場。
テンペラー星人、マグマ星人、ババルウ星人と共にカネゴンのバトルナイザーを奪おうとする。途中、目の前に謎の空間が現れ、様子を見ようとするが、ババルウ星人に突き飛ばされ、そのまま他の3人やカネゴン共々平行世界に迷い込む。その後、カネゴンと主人公を見つけ、レイオニクスである主人公の力を試すべく、テンペラー星人と共に襲い掛かる。テンペラーが倒された後も生き残り、改めてバトルナイザーを奪おうとするが、突如現れたグローザムに槍で貫かれて動きを止められた挙句、ヘルフローズンブレスを受けて倒される。
しかし、第8話で「聖なる炎の力で復活した」といって生存していたことが判明する。第9話で邪神ガタノゾーアが復活した際に、主人公のバトルナイザーを渡すよう要求する。断られると、主人公たちの最期を見届けるかのような台詞を残し、キリエル人のような青い炎の姿になりながら戦わずして空へ消える。
この他、EXラウンドにも登場。レイオニクスとしてガタノゾーアを操る。
ステータスについては、スピードが非常に高いがディフェンスとパワーが非常に低く打たれ弱い。必殺技は劇中使用する「獄炎放射」、「獄炎弾」の他、優れた格闘能力を生かした連続回し蹴り「コンビネーションキック」がある。また、NEO第2弾より、右脚に「聖なる炎」を纏ってかかと落としを決める「獄炎かかと落とし」が追加された。
その他の作品に登場するキリエル人(キリエロイド)
- 1997年での『ウルトラマンフェスティバル』のライブステージでは男女の預言者のキリエル人2人とキリエロイド1体が登場する。同ライブステージではキリエル人はアトランティスで高度な文明を築いて、人類の祖先を支配していた設定になっており、ナスカの地上絵、モアイ、ストーンヘンジ、スフィンクスを建造したのもキリエル人とされている。また、光の力を求めたキリエル人が光の国を襲撃して人工太陽が爆発し、光の国の住人がウルトラマンに変身したというウルトラマン誕生の解釈がされている。
- 『ウルトラマンゼロ&オールスターウルトラマン超絶!ウルトラリーグ』(テレビマガジン版2011年6月号掲載分)ではゼルガノイドやアパテーと共に怪獣軍団を率いてウルティメイトフォースゼロを襲う。
- 『ウルトラゾーン』第10話のアイキャッチでは、蕎麦屋の出前持ちとして蕎麦を片手に自転車を漕いでいる姿が描かれている[57]。第14話ミニコーナー「怪獣漫才」ではキリエロイドIIがジャミラと「ジェネレーションギャップス」というコンビ名で漫才をする[58]。
- CGショートムービー『大怪獣ラッシュ ウルトラフロンティア』では、ハンターステーションにいる宇宙人として姿が確認できる。また、劇場版『DINO-TANK Hunting』ではヒッポリト星人、テンペラー星人と共にチームを組み恐竜戦車に挑むも敗退している。
- ゲーム『巨影都市』では、「巨影」の一体としてキリエロイドIIが登場している。
注釈
- ^ 映像中では説明されていないが、脚本では「冷凍化したゴルザをティガが火口に投げ入れることで噴火を止めた」旨の記述がされている[10][11]。
- ^ 右田によれば、その後の展開については「地底でダイゴとゴルザが遭遇し、ゴルザの攻撃による衝撃でダイゴの持つスパークレンスが地底に落ちてしまうが、その後はスパークレンスが無事に届けられ、ダイゴはティガに変身して再びゴルザと戦う」という展開であった[出典 5]。なお、ダイゴのもとにスパークレンスを届けに来た人物について、資料によっては「古代人の魂」とするもの[23]や、「ダイゴの子孫にあたる未来人」とするものがある[17][18]。
- ^ 右田によれば、その超古代の科学者は「かつて古代の生体兵器としてゴルザを生み出したものの、それが怪獣となって現代に出現したことを悔やみ、その罪滅ぼしとして現代に甦った」という設定で、最後には「ゴルザを永久に消滅させる武器として水銀状の液体を用いてティガを助け、昇天していく」という展開であった[17][18]。
- ^ 資料によっては破壊光線と記述している[29]。
- ^ 2体の関係性は劇中では明らかになっていないものの、脚本では2体が兄弟であることを窺わせる記述があり、(α)を弟・(β)を兄としている[36]。
- ^ 資料によっては怪炎と記述している[24]。
- ^ 資料によっては怪光と記述している[24]。
- ^ 第25話の脚本によると「最初に地球に現れたのは中世期で、ホログラフィカルな時空の断層に居住できる世界を構築している」という[出典 11]。
- ^ 資料によっては浄化の炎と記述している[43]。
- ^ この時ダイゴが幻を見た場所は、脚本では「白い世界」とされており、さらに「歴史の止まった永遠の地平」との記述がある[10][11]。
- ^ ゲーム『ウルトラマン Fighting Evolution Rebirth』のウルトラモードでもその旨の説明が聞ける。
- ^ ただし、この年表はスタッフ内資料などを元に編集部が独自作成したものであり、円谷プロの監修を受けてはいるが公式設定ではない、と本文中にも記載されている[60]。
- ^ 書籍『ウルトラマン大辞典』では甦った原因は「謎」としている[61]。また、書籍『ウルトラマン画報 下巻』ではもともと死体のような姿の怪獣である可能性も言及している[25]。
- ^ レナには天使に譬えられ、パイロットからは「グレムリン」と呼ばれている[8]。
- ^ 資料によっては、電撃球と記述している[8]。
- ^ クリッターの潜んでいた黒雲は同じく調査に赴いたダイゴのガッツウイングを取り込むや岩石のような形状に変化する。
- ^ a b 書籍『円谷プロ全怪獣図鑑』では「宇宙」と記述している[28]。
- ^ 脚本では、誘導のために最初にゴーカートを運転するのはシンジョウの役目となっていた[10][11]。
- ^ 書籍『円谷プロ全怪獣図鑑』では、「64メートル」と記載している[28]。
- ^ 書籍『円谷プロ全怪獣図鑑』では、「6万9千トン」と記載している[28]。
- ^ 第11話ではなく第6話として制作する予定で書かれた。放送順が変更されたのは、撮影場所の都合があったためだという[11]。
- ^ 書籍『ウルトラマン大辞典』では「深海魚」と記述している[71]。脚本ではレナが「あの怪獣も元はミューのようなイルカであったかもしれない」と推測するセリフが存在していた[10][11]。
- ^ a b 書籍『円谷プロ全怪獣図鑑』では、「身長:160センチ、体重:43キロ」と記載している[28]。
- ^ a b 書籍『円谷プロ全怪獣図鑑』では、「身長:187センチ、体重:85キロ」と記載している[28]。
- ^ 第16話ではすくなやま、第38話ではすくなさんと読まれる。
- ^ a b 書籍『地球はウルトラマンの星』では、等身大アボルバスのスーツアクターを三村浩司と記述している[10][11]。
- ^ a b 書籍『円谷プロ全怪獣図鑑』では「計測不能」と記述している[28]。
- ^ a b 書籍『円谷プロ全怪獣図鑑』では「惑星ディゾノア」と記述している[28]。
- ^ イブは「全能の神」と呼称している。
- ^ a b 書籍『円谷プロ全怪獣図鑑』では、「身長:1.7メートル、体重:70キロ」と記載している[28]。
- ^ プロデューサーの笈田雅人によると、当時チーフ助監督であった満留浩昌からこの件に関して「造形は確認したが、どう見てもシルバゴンに似ているとは思えない」と苦言を呈されてしまったという[128][129]。
- ^ a b 書籍『ウルトラマン大辞典』では巨大化前の身長・体重を「人間大」と記述している[130]。
- ^ 巨大化する際の流れは、脚本では「オビコと影法師が合体して巨大化する」という流れであった[10][11]。
- ^ 太田は元々、オビコのイメージを「老人」として想定しており、それを殺す展開にするのは忍びなかったという[132][133]。
- ^ 太田はこのラストシーンの展開について、「宇宙という闇に還った」のだと語っている[132][133]。
- ^ 脚本では既に兄ではないことに気づいていた[10][11]。
- ^ a b 書籍『ウルトラマン大辞典』では巨大化前の身長・体重を「人間大」と記述している[138]。
- ^ a b 書籍『ウルトラマン画報 下巻』では「身長:1メートル大、体重:不定」と記述している[25]。
- ^ a b 書籍『ウルトラマン画報 下巻』では身長・体重を「人間大」と記述している[25]。
- ^ 書籍『ファンタスティックコレクション 空想特撮映像のすばらしき世界 ウルトラマンティガ/ウルトラマンダイナ/ウルトラマンガイア』では、グワームとともに撃破されたとしている[24]。
- ^ a b c 書籍『宇宙船 YEAR BOOK 1998』では「全長」と記載している[26]。
- ^ 劇中のヤズミの分析によると触媒のようなものらしい。
- ^ プロデューサーの笈田雅人によると、当時チーフ助監督であった満留浩昌からこの件に関して「造形は確認したが、どう見てもシルバゴンに似ているとは思えない」と苦言を呈されてしまったという[149][150]。
- ^ 今度ティガになって戦えば、ダイゴの正体を世間に公表するという、脅しめいたキリノからの一方的な挑戦。
- ^ 脚本では変身中の発光している姿を「銀色の巨人」とし、光を失った後の姿を「イーヴィルティガの誕生」と記述していた[10][11]。
- ^ a b 書籍『円谷プロ全怪獣図鑑』では、ヌークを「身長:180センチ、体重:計測不能」、テラを「身長:142センチ、体重:31キロ」と記載している[28]。
- ^ 書籍『ウルトラマン大辞典』では子の出身地(出現地域)を「宇宙 - 相模湾 - 鎌倉市内」と記述している[176]。
- ^ 書籍『ウルトラマン画報 下巻』ではメンジェラ(MEJERA)と誤記している[25]。
- ^ この展開について脚本の上原正三は、初代ウルトラマンをテレビで見て育ってきた世代の人々の声を代弁させたのではないかと推測している[178][179]。
- ^ ガイはこの戦いでウルトラマンティガのカードを入手した[189]。
出典
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- 2 ウルトラマンティガの登場怪獣の概要
- 3 岩石怪獣 ガクマ(α)・(β)
- 4 炎魔人 キリエル人
- 5 複合怪獣 リガトロン
- 6 ゾンビ怪獣 シーリザー
- 7 空中棲息生物 クリッター
- 8 悪質宇宙人 レギュラン星人
- 9 異次元人 ギランボ
- 10 守護怪獣 マキーナ
- 11 宇宙人少女 サキ
- 12 バリヤー怪獣 ガギ
- 13 異形進化怪獣 エボリュウ
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- 15 誘拐宇宙人 レイビーク星人
- 16 極悪ハンター宇宙人 ムザン星人
- 17 ルシア
- 18 スタンデル星人
- 19 機械人形 ゴブニュ
- 20 魔神 エノメナ
- 21 マスコット小怪獣 デバン(デバンダデバン)
- 22 寄生怪獣 マグニア
- 23 ナーガ
- 24 恐竜人類 アダム イブ
- 25 恐竜兵器 ウェポナイザー1号・2号
- 26 強酸怪獣 リトマルス
- 27 剛力怪獣 シルバゴン
- 28 妖怪 オビコ(オビコボウシ)
- 29 影法師
- 30 侵略宇宙人 ナターン星人
- 31 変異怪獣 キングモーラット
- 32 人工生命体 ビザーモ
- 33 怪鳥 シーラ(シーラキート)
- 34 吸血魔獣 キュラノス
- 35 美しき夜の種族
- 36 宇宙鋼鉄竜 グワーム
- 37 超力怪獣 ゴルドラス
- 38 謀略宇宙人 マノン星人
- 39 蜃気楼怪獣 ファルドン
- 40 奇獣 デスモン
- 41 超古代怪獣 ガルラ
- 42 夢幻怪獣 バクゴン
- 43 パラサイト宇宙人 イルド
- 44 バイオコンピューター カレンE-90
- 45 地中鮫 ゲオザーク
- 46 イーヴィルティガ
- 47 超古代狛犬怪獣 ガーディー
- 48 超古代植物 ギジェラ
- 49 超古代人 テラ、ヌーク
- 50 エイリアン メンジュラ
- 51 宇宙魔人 チャリジャ
- 52 宇宙恐竜 ヤナカーギー
- 53 超古代尖兵怪獣 ゾイガー
- 54 邪神 ガタノゾーア
- 55 脚注
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