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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/16 09:47 UTC 版)
キャラクターの死
プレイヤーキャラクターは死ぬと幽霊になり、メイン画面の表示が灰色になり、生前の肉体はその場に所持品と共に放置される。
幽霊となったキャラクターは他の幽霊以外の誰からも姿が見えなくなるが、「War」モードにするか、会話を試みると生者に姿を見せることができる。また、幽霊の状態で会話を試みると、そのキャラクターの発した言葉はすべて生者には「OooOOoooOOoOOOOo」といった意味不明な言葉の羅列となって表示されてしまう(幽霊同士であれば普通の文章として表示される)。幽霊の状態ではすべての物に干渉できず、ドアは突き抜けて移動できる。生きているプレイヤーからは基本的に認知されないため、姿を隠したまま会話を盗み聞きすることも可能である。
幽霊から元に戻るには、世界を放浪しているヒーラーと呼ばれるNPCの蘇生人か、蘇生のほこら(アンク)、もしくは他のプレイヤーによる復活魔法などの方法で再び肉体を得て現世に戻ることができる。ただし、一部の例外を除いて、持ち歩いていたアイテムは以前の肉体に残ったままの状態となる。
- 死体漁り
- プレイヤーキャラクターかNPCかを問わず、死亡したキャラクターの死体を漁ることで、そのキャラクターの所持品を獲得することができる。死体や死体の所持アイテムは、誰も触れずに放置しておくと一定時間の経過で消滅する。この消滅は「腐る」「腐敗」と俗称される。死体を漁り所持品を獲得することは誰でも自由に行えるが、生前のキャラクターによっては死体を漁ることが「犯罪」と見做される場合がある。
- モンスターを倒した際は、そのモンスターの死体を漁って得たアイテムが戦利品(事実上の勝利報酬)となる。
- アイテムの回収
- 自身が死亡し以前の肉体に残されたアイテムは、死んで間もない時間であれば再び回収するチャンスがある。蘇生したらすぐさま以前の肉体の場所まで戻り、自らの遺体を漁ることでアイテムを取り返すことができる(自分の所持品を回収するだけなので「犯罪」にはならない)。しかし、モンスターが戦利品として死体からアイテムを奪い去ったり、ネガティブ行為が容認されたエリアでは他のプレイヤーに死体を漁られることもある。その場合は頼み込んでアイテムを返してもらうか、実力行使で奪い返す他ない。
- ちなみに、死んですぐにアイテムを回収しようと試みる場合、大抵の場合は丸腰で回収に向かわねばならず、自分を殺害した相手がまだその地点で待ち構えている可能性が高い。
- 霊視
- 通常は幽霊キャラクターとは会話もできず姿を視認することもできないが、霊話スキルを身につけていれば、そうした幽霊のキャラクターの発言を正しく聞くことが可能となる。また、霊話のスキルがより高ければ、Warモードではない幽霊キャラクターの姿をいつでも視認することが可能である。逆に霊話のスキルを高めているキャラクターが死亡した場合は、生きているキャラクターに対して普通に語りかけることも可能である。
- ^ ゲームはいずれ全部オンラインゲームになる 4gamer.net
- ^ MMORPG元祖の新たな歴史が始まる game.watch
- ^ 相当古い!? オンラインゲームの歴史 [リンク切れ] OCNゲーム
- ^ Ultima Online: Samurai Empire Interview, Part 1 p3 [リンク切れ] 参照。We also have a very active and large Japanese audience that makes up almost half of our subscribers!
- ^ 現在では通常シャードに一つ、ハードコアシャードに一つで、計二つ所有する事が出来る。
- ^ リチャード・ギャリオットは「トランメル」と「フェルッカ」の導入については、最後の最後ですべきものであり、時期尚早であると反対していたという
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