アンチェインド・メロディ その他のバージョン

アンチェインド・メロディ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/18 02:05 UTC 版)

その他のバージョン

  • ティーン・アイドルのリッキー・ネルソンがカバーしたバージョンは、1958年のアルバム『Ricky Nelson』に収録された[23]
  • ジゼル・マッケンジーのカバーは、1958年の彼女のソロアルバム『Gisele』に収録された。
  • ハリー・ベラフォンテのカバーは、1955年のアルバム『Belafonte』に収録された。
  • サム・クックのカバーは、1960年のアルバム『Hits of the 50's』に収録された。
  • レターメンのカバーは、1962年のアルバム『Jim Tony & Bob』に収録された。
  • ボビー・ヴィントンのカバーは、1963年のアルバム『There!I've said it again』に収録された。
  • ジーン・ピットニ―のカバーは、1965年のアルバム『I must be seeing things』に収録された。
  • スプリームスのカバーは、1966年のアルバム『I Hear A Symphony』に収録された[24]
  • ロイ・オービソンのカバーは、1969年のアルバム『Many Moods』に収録された[25]
  • モコ・ビーバー・オリーブのカバーは、1969年のアルバム『わすれたいのに』に収録された。
  • 尾崎紀世彦は、1971年のアルバム『尾崎紀世彦 ファースト・アルバム』でカバー、2007年『尾崎紀世彦の世界』に収録された。
  • エルヴィス・プレスリーの死の6週前である1977年6月21日、彼の最後のテレビ出演である「Elvis In Concert」にて、エルヴィスは「アンチェインド・メロディ」をピアノを弾きながら歌った。エルヴィスの死後シングルとして発売されたバージョンは、この1977年6月21日のサウスダコタ州ラピッドシティ公演のものである。彼の生前最後のアルバムとなる『ムーディ・ブルー』に収録されたバージョンは1977年4月24日の[26]ミシガン州アナーバーでのコンサートによるものである。
  • ロックバンドのハートによる1981年のライブ・バージョンは、Billboard Hot 100で83位を記録した[27]
  • 1986年に発表されたレオ・セイヤーのバージョンは、ウォール・オブ・サウンドを現代風にアレンジしたもので、クライマックス近くにエレキギターのソロが入っている。このシングルはイギリスでのみチャートインし、54位を記録した[28]
  • U2は1989年のシングル「オール・アイ・ウォント・イズ・ユー」のB面に収録された。この曲はライブでしばしば演奏され、1993年のコンサートビデオ『Zoo TV: Live from Sydney』でも演奏されている[29]
  • 田原俊彦のカバーは、1994年のアルバム『MY FAVORITE SONGS』に収録された。
  • 1995年、イギリスのドラマ・シリーズ『Soldier Soldier』で、ロブソン・グリーンとジェローム・フリンがこの曲を演奏した。このバージョンはシングルとしてリリースされると、イギリスで初登場で1位を記録すると、7週連続でその順位をまもった[30]
  • サラ・マクラクランのバージョンは、1996年11月1日に発売されたチャリティCD『Pine Ridge: An Open Letter to Allan Rock - Songs for Leonard Peltier』に収録された。このバージョンは、彼女の2008年のアルバム『レアリティーズ、Bサイド・アンド・アザー・スタッフ』に再度収録された[31]。彼女は1997年2月12日に開催されたレナード・ペルティエ防衛基金によるチャリティ・コンサートでもこの曲を演奏した[32]
  • ジョー・リン・ターナーのバージョンは1997年のカバー・アルバム『Under Cover』に収録された。
  • シンディ・ローパーがアルバム『アット・ラスト/AT LAST』に収録したこの曲のカバー[33]は、2005年のグラミー賞(ベスト・インストゥメンタル・コンポジション賞)にノミネートされた。
  • 2006年、バリー・マニロウはアルバム『Greatest Songs of the Fifties』にこの曲のカバーを収録した。その曲はアダルト・コンテンポラリ・チャートで20位を記録した[34]
  • クリスチャン歌手のデヴィッド・フェルプスは、2008年のアルバム『The Voice』にこの曲のカバーを収録した。
  • スマッシング・パンプキンズは、アルバム『Live Smashing Pumpkins』シリーズにこの曲のカバーを収録している。
  • ディアハンターのフロントマンであるブラッドフォード・コックスは、この曲のカバー・バージョンにジェイ・リータードのカバーを加えて、彼のブロクで発表した[35]
  • ジョニー・マエストロ&ブルックリン・ブリッジは、ボビー・ハットフィールドのトリビュート・コンサートでこの曲を演奏した。それは、2008年のCD『Greatest Hits Live』に収録されている。
  • イギリスのポップアイドル出身のギャラス・ゲイツのデビュー・シングルは、この曲のカバーだった。そのシングルは全英シングルチャートで初登場1位を記録した[36]
  • クレイ・エイケンのカバーは、2010年のアルバム『Tried and True』に収録されている[37]
  • ポップ・オペラ・グループのアミーチ・フォーエヴァーはイタリア語でこの曲を歌った。そのイタリア語のタイトルは「Senza Catene」である。
  • ジョニ・ミッチェルは、「チャイニーズ・カフェ」のメロディにこの曲のコーラスを含めている。
  • コンスタンティン・マルーリスがデビュー・シングルとして発売したこの曲のカバーは、2011年4月7日に「アメリカン・アイドル」でゲスト・パフォーマンスしたものである[38]
  • 平井堅がカバーしたバージョンは、2010年11月10日に発売されたシングル「アイシテル」に収録された[39]。なお、「アイシテル」は『ゴースト/ニューヨークの幻』のアジア版リメイク映画『ゴースト もういちど抱きしめたい』の主題歌である。
  • 島津亜矢のカバーは、2015年のアルバム『SINGER 3』に収録されている。

カントリー・ミュージック・バージョン

ホット・カントリー・ソング・チャートには4種類のバージョンがランクインしている。ジョー・スタンプリーは1975年に41位[40]エルヴィス・プレスリーは1978年に6位[41]、ロニー・マクドウェルは1991年に26位[42]リアン・ライムスは1997年に3位[43]をそれぞれ記録した。ライムスのバージョンは、彼女のアルバム『Blue』の1996年のクリスマス・シーズン用のボーナス・シングルのみだった[43]

テレビ・ショー

この曲はテレビ番組の歌のコンテストの参加者に人気がある。「ポップアイドル」、「アメリカン・アイドル」、「Xファクター」の審査員をつとめるサイモン・コーウェルがこの曲を好きであるとしばしば言われている。「ポップアイドル」の最初のシリーズで準優勝したギャラス・ゲイツは、シングルとしてこの曲を発売した[36]。「オーストラリアン・アイドル」のファイナリストのダン・イングランドと、2006年の優勝者ダミアン・リース、「アメリカン・アイドル」のシーズン2のジョージ・トライス、シーズン5のトップ6であるケリー・ピックラー、シーズン2準優勝者のクレイ・エイケンシーズン10準優勝者のローレン・アライナがこの曲をパフォーマンスしている。


  1. ^ a b 当初「Hung On You」のB面として発売された際は、プロデューサーのクレジットはなく、「Unchained Melody」がA面として再発売された際に初めてクレジットされた。故に、録音時の実作業を担当していたのはライチャス・ブラザーズのビル・メドレーであるとライチャス・ブラザーズ側は主張している。[1]
  2. ^ BBC NEWS | Entertainment | Music | Brothers in good company with hits.
  3. ^ a b c Robert Rodriguez, The 1950s' Most Wanted: The Top 10 Book of Rock & Roll Rebels, Brassey's, p.90.
  4. ^ a b c allmusic ((( Les Baxter > Awards > Billboard Singles )))”. Allmusic. 2012年7月1日閲覧。
  5. ^ a b c d allmusic ((( Al Hibbler > Awards > Billboard Singles )))”. Allmusic. 2012年7月1日閲覧。
  6. ^ a b c Artist Chart History Details: Jimmy Young”. The Official Charts Company. 2010年8月4日閲覧。
  7. ^ Whitburn, Joel (2004). Top R&B/Hip-Hop Singles: 1942-2004. Record Research. p. 243 .
  8. ^ a b Artist Chart History Details: Righteous Brothers”. The Official Charts Company. 2011年6月20日閲覧。
  9. ^ ザ・ビートルズ「イエスタデイ」、著作権で史上最も稼いだ曲のトップ10入り、BARKS音楽ニュース、2013-01-04 10:09:36。
  10. ^ a b c CBC Arts (2007年7月3日). “Lyricist behind Unchained Melody dies”. 2011年6月20日閲覧。
  11. ^ a b アカデミー賞 1955年(第28回)”. allcinema ONLINE. 2011年6月20日閲覧。
  12. ^ Whitburn, Joel (2004). Top R&B/Hip-Hop Singles: 1942-2004. Record Research. p. 243 
  13. ^ Whitburn, Joel (1973). Top Pop Records 1940-1955. Menomonee Falls, Wisconsin: Record Research 
  14. ^ allmusic ((( Gene Vincent & His Blue Caps - Gene Vincent & His Blue Caps > Review )))”. Allmusic. 2012年7月1日閲覧。
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  16. ^ Artist Chart History Details: Les Baxter”. The Official Charts Company. 2010年8月4日閲覧。
  17. ^ January - June 1955”. レコード・ミラー. 2010年5月15日閲覧。
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  19. ^ Artist Chart History Details: Al Hibbler”. The Official Charts Company. 2010年8月4日閲覧。
  20. ^ Smith, Alan. “Every No.1 in the 1960s is listed from all the nine different magazine charts!”. Dave McAleer's website. 2010年11月4日閲覧。
  21. ^ July - November 1955”. Record Mirror. 2010年5月15日閲覧。
  22. ^ a b コンピレーション・アルバム『ナンバーワン90s ORICON ヒッツ』の裏ジャケットナンバーワン 70s 80s 90s オリコン・ヒッツも参照。
  23. ^ allmusic ((( Ricky Nelson [Imperial - Ricky Nelson > Overview )))]”. Allmusic. 2012年7月1日閲覧。
  24. ^ allmusic ((( I Hear a Symphony - The Supremes > Overview )))”. Allmusic. 2012年7月1日閲覧。
  25. ^ allmusic ((( The Many Moods of Roy Orbison - Roy Orbison > Overview )))”. Allmusic. 2012年7月1日閲覧。
  26. ^ allmusic ((( Moody Blue - Elvis Presley > Overview )))”. Allmusic. 2012年7月1日閲覧。
  27. ^ allmusic ((( Heart > Awards > Billboard Singles)))
  28. ^ ChartArchive - Leo Sayer - Unchained Melody”. 2012年7月1日閲覧。
  29. ^ U2 - Zoo TV: Live from Sydney - DVD Review at IGN”. IGN (2006年10月26日). 2011年6月21日閲覧。
  30. ^ ChartArchive - Robson Green And Jerome Flynn - Unchained Melody/White Cliffs Of Dover”. 2012年7月1日閲覧。
  31. ^ Blue Rodeo Discography, retrieved 15 April 2011
  32. ^ Sarah McLachlan Biography at Blue Rodeo retrieved 11 August 2010
  33. ^ allmusic ((( At Last - Cyndi Lauper > Overview )))”. Allmusic. 2012年7月1日閲覧。
  34. ^ allmusic ((( Barry Manilow > Awards > Billboard Singles)))”. 2012年7月1日閲覧。
  35. ^ [2] retrieved 2010-12-08
  36. ^ a b ChartArchive - Gareth Gates - Unchained Melody”. 2012年7月1日閲覧。
  37. ^ allmusic ((( Tried & True - Clay Aiken > Overview )))”. Allmusic. 2012年7月1日閲覧。
  38. ^ Mansfield, Brian. “Constantine Maroulis to return to 'Idol' Thursday”. USA Today. 2011年4月5日閲覧。
  39. ^ Sony Music Online Japan : 平井堅 : アイシテル”. 2011年6月21日閲覧。
  40. ^ Whitburn, Joel (2008). Hot Country Songs 1944 to 2008. Record Research, Inc. p. 397. ISBN 0-89820-177-2 
  41. ^ Whitburn 2008, p. 330
  42. ^ Whitburn 2008, p. 269
  43. ^ a b Whitburn 2008, p. 352
  44. ^ Rolling Stone Magazine's Top 500 Songs of All Time”. p. 4. 2011年6月22日閲覧。
  45. ^ The Top 500 Best Songs of All Time”. Magic1278. 2011年6月22日閲覧。
  46. ^ 英[MOJO]誌 著、中山啓子 訳『ロック不滅の100曲』廣済堂、1999年、79頁。ISBN 4-331-50696-7 
  47. ^ ChartArchive - The Righteous Brothers - Unchained Melody {1990}”. 2012年7月1日閲覧。





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