アバディーン (サウスダコタ州)
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健康管理
アバディーンにある主要病院は アベラ・セントルーク病院 である。地域内にはアベラ・マザージョセフ・メイナー、メイナーケアなど幾つかの看護施設がある
芸術と文化
アバディーン地域には幾つかの文化組織がある。
アバディーン地域芸術委員会が小さな月刊紙『ARTiFACTS』を発行しており、地域の行事情報を掲載している。
アバディーン・コミュニティ劇団は1979年に創立され、中心街のキャピトル劇場で公演している。キャピトル劇場はまず1926年に建設され、1991年にアバディーン・コミュニティ劇団に寄贈された。それ以降この歴史ある劇場を改修し保存するために963,000ドル以上が遣われた。今日、アバディーン・コミュニティ劇団は毎年5つの演し物と3つの青年用作品を演じている。
ノーザン州立大学演劇部は学校年の間に幾つかの公演を行っている。
芸術作品共同組合は芸術家達と協業して画廊での展示などでその作品を市場に出す動きを行っている。組合は芸術家達の作品を販売し、芸術家同士のコミュニケーションや大衆の関心に関連して芸術家達の利益に繋がる環境を提供している。
アバディーン市内には4つの画廊がある。すなわちプレゼンテーション・カレッジのウェイン画廊、ノーザン州立大学のリンカーン画廊、アバディーン・レクリエーション文化センター画廊およびレイクウッド・モールにある芸術作品共同組合画廊である。
メディア
アバディーン市内の日刊紙は1885年にC・W・スターリングとポール・ウェアが発刊した「アバディーン・アメリカン・ニューズ」である。聴取できるラジオ局はAMが3局、FMが9局ある。視聴できるテレビ局は全国ネットワークの系列局4局がある。
スポーツとレクリエーション
家族水上センター
2007年夏に完成した家族水上センターには幼児用プール、競泳用プール、流水プール、多くのウォータースライド、砂場および飲食店街が入っている。
テニス
アバディーン市内にはメルガード公園に4面、ノーザン州立大学に12面およびホルゲイト中学校に8面、合計24面の公営テニスコートがある。
ゴルフ
アバディーン市内には、リー公園市営ゴルフコース、モカシン・クリーク・カントリークラブおよびローリングヒルズ・カントリークラブという3つのゴルフコースがある。リー公園とモカシン・クリークは18ホールのコースであり、ローリングヒルズは9ホールのコースと住宅開発を組み合わせたものであり、2005年にオープンした。
スケートボードとローラーブレイド
イースト・メルガード道路と17番アベニューSEの間のメルガード公園にスケート公園がある。この施設にはクォーターパイプ、半円錐形のペナルティボックス、バンクランプ、スパイン、キンクトレイルおよびグランドレイルがある。
ディスクゴルフ
市内にはクーナート樹木園とリッチモンド湖ディスクゴルフコースに2つのディスクゴルフコースがある。
リッチモンド湖レクリエーション地域
リッチモンド湖レクリエーション地域あらゆる種類のアウトドア活動に利用されている。3つの区画があり、キャンプ、水泳、自然観察、ボートおよび釣りを楽しむことができる。南地区ではキャンピング、広さ200エーカー (0.8 km2) の森林ドライブ地区では自然観察が行われている。ボート・ランプ地区では広さ1,000エーカー (4 km2) 以上の湖がある。
キャンピングとキャビン
リッチモンド湖レクリエーション地域の小さなキャンプ場では静かなキャンピング環境がある。車椅子で利用できるキャビンもある。
トレイル
公園内には総延長10マイル (16 km) のトレイルがあり、ハイカー、自転車乗りおよび乗馬者が豊富なプレーリーの植物や野生動物と間近に接することができる。
ボート
公園内には多くの民営と公営のボート乗り場や、釣り船乗り場がある。リッチモンド湖にはウォールアイ、カワカマス、バス、スズキ、クラッピー、ブルーギル、ナマズ、ブルヘッドが生息している。湖と公園自体には入場料が必要である。
ワイリー公園レクリエーション地域
ワイリー公園レクリエーション地域には、ゴーカートレース場、ビーチバレーコート、ワイリー湖、キャンプ場、ピクニック場があり、ストーリーブックランドに繋がっている。ワイリー湖は小さな人造湖であり、夏季に水泳、湖浜での日光浴、パドルボートなどが楽しめる。
ストーリーブックランド
ストーリーブックランドは子供用絵本からヒントを得た施設がある。城が1つ、公園内を移動できる鉄道が1線ある。ペット動物を収容する納屋が2つある。ライマン・フランク・ボームの『オズの魔法使い』の登場人物を登場させる「ランド・オブ・オズ」が新しく追加された。ボームは1880年代にアバディーンに住んでいたが、編集していた新聞が失敗した後で町を離れた。
マイナーリーグベースボール
アバディーンは1920年以降マイナーリーグベースボールの3つのチームが本拠地にしていた。クラスDのアバディーン・ブースターズは1920年に試合を行い、やはりクラスDのアバディーン・グレイズは1921年から1923年まで、クラスCのアバディーン・フェザンツは1946年から1971年までと1995年から1997年まで試合を行った。フェザンツは元セントルイス・ブラウンズ(現ボルチモア・オリオールズ)の傘下だった。アバディーンからワールドシリーズで完全試合を達成したドン・ラーセン、カンザスシティ・ロイヤルズで1969年の新人王になったルー・ピネラ、ボルチモア・オリオールズからアメリカ野球殿堂入りしたジム・パーマーなど著名選手が育った。
- ^ “SD Towns”. South Dakota State Historical Society. 2010年2月10日閲覧。
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- ^ Aberdeen, South Dakota (SD) Detailed Profile - relocation, real estate, travel, jobs, hospitals, schools, crime, news, sex offenders
- ^ Absolutely! Aberdeen
- ^ KELOLAND.com Blogs
- ^ Hundreds seek help in SD after flood ? Disaster News Network
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- ^ “ABERDEEN: Bunsness, Swanson earn City Council wins”. Aberdeen American News (2010年6月8日). 2010年7月1日閲覧。
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