わび・さび 海外での"Wabi, Sabi and Shibui"の評価

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わび・さび

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/14 02:02 UTC 版)

海外での"Wabi, Sabi and Shibui"の評価

海外でも“Wabi, Sabi and Shibui”は、日本の美意識の一つとして評価されている。イギリス人の陶芸家であり、白樺派民芸運動にも関わりがあり、日本民藝館の設立にあたり、柳宗悦に協力したバーナード・リーチは、純粋芸術としての陶芸に対し、実用的な日用陶器を作る制作スタイルを示していた。「The Unknown Craftsman: A Japanese Insight Into Beauty」などを使い日本の“Wabi, Sabi and Shibui”の概念をイギリスに紹介し[26]、展覧会も開きその理論を解説した。“Wabi, Sabi and Shibui”は、日本のデザインを表現する上で基本的な概念の一つと考えられている[27]

脚注

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参考文献

  • 森神逍遥『侘び然び幽玄のこころ』桜の花出版、2015年 ISBN 978-4434201424
  • 鈴木大拙『禅と日本文化』岩波書店、1940年 ISBN 978-4004000204
  • 『日本大百科全書(ニッポニカ)』小学館
  • 日本国語大辞典第二版編集委員会・小学館国語辞典編集部編『日本国語大辞典』第二版、小学館、14巻15冊、2000年12月 - 2002年12月
  • 編纂代表者千宗室『茶道古典全集第六巻』「山上宗二記」淡交社、1977
  • 井口海仙『利休百首』淡交社、1973年 ISBN 978-4473000484
  • 倉澤行洋『珠光―茶道形成期の精神』淡交社、2002年 ISBN 978-4473019042
  • 熊倉功夫『現代語訳 南方録』「棚 一茶室の発達」中央公論社、2009年 ISBN 978-4120040276
  • 武野宗延『利休の師 武野紹鴎』宮帯出版社、2010年 ISBN 978-4863660571
  • 柳宗悦『民藝の趣旨』『柳宗悦全集著作篇第八巻』筑摩書房、1980
  • 桑田忠親『日本茶道史』「紹鴎侘びの文」河原書店、1975年 ISBN 978-4761100575
  • 岡倉天心『茶の本 The Book of Tea』IBCパブリッシング、2008年 ISBN 978-4896846850
  • 久松真一『わびの茶道』(昭和23年講演筆録)一燈園燈影舎、1987年 ISBN 978-4924520219
  • 河野喜雄『さび・わび・しをり その美学と語源的意義』ぺりかん社、1983年 ISBN 978-4831503183
  • 復本一郎『さび 俊成より芭蕉への展開』塙親書57、1983年 ISBN 978-4827340570
  • 渡辺誠一『侘びの世界』論創社、2001年 ISBN 978-4846002985
  • 『芭蕉文集』「笈の小文」日本古典文学大系46 岩波書店、1959年 ISBN 978-4000600460
  • 潁原退藏『芭蕉研究論稿集成』第一巻 「さび・しをり・ほそみ」クレス出版、1999年 ISBN 4877330771
  • 藤村庸軒茶話指月集 2巻』今井重左衛門、1697
  • 復本一郎『芭蕉における「さび」の構造』p.49 塙選書77、1973
  • 寺田寅彦「俳諧の本質的概論」『寺田寅彦全集』第十二巻 岩波書店、1997年 ISBN 4000920820
  • 寺田寅彦「俳句の精神」『寺田寅彦全集』第十二巻 岩波書店、1997年 ISBN 4000920820

関連項目


  1. ^ a b c d e f g 森神逍遥 『侘び然び幽玄のこころ』桜の花出版、2015年 ISBN 978-4434201424
  2. ^ 鈴木大拙 『禅と日本文化』 岩波書店、1940年 ISBN 978-4004000204 茶の湯の寂は、静寂よりも広く、仏典では、死、涅槃を指し、貧困、単純化、孤絶に近く、さび(寂)はわびと同意語となる。(136頁)
  3. ^ 吉村耕治, 山田有子、「侘び・寂びの色彩美とその背景―和の伝統的色彩美の特性を求めて」 『日本色彩学会誌』 41巻 3+号 2017年 p.40-43, doi:10.15048/jcsaj.41.3__40, 日本色彩学会
  4. ^ a b c d 『日本大百科全書(ニッポニカ)』小学館
  5. ^ 日本国語大辞典第二版編集委員会・小学館国語辞典編集部編『日本国語大辞典』第二版、小学館、14巻15冊、2000年12月 - 2002年12月
  6. ^ a b 編纂代表者千宗室『茶道古典全集第六巻』「山上宗二記」淡交社、1977
  7. ^ 井口海仙 『利休百首』p.33「点前こそ薄茶ににあれと聞くものを 麁相になせし人はあやまり」淡交社、1973年 ISBN 978-4473000484
  8. ^ 倉澤行洋『珠光―茶道形成期の精神』p.43「心の文」より淡交社、2002年 ISBN 978-4473019042
  9. ^ a b c d e 熊倉功夫『現代語訳 南方録』中央公論社、2009年 ISBN 978-4120040276
  10. ^ 武野宗延『利休の師 武野紹鴎』p.127 宮帯出版社、2010年 ISBN 978-4863660571
  11. ^ 柳宗悦『民藝の趣旨』『柳宗悦全集著作篇第八巻』筑摩書房、1980 「それ故民藝とは、生活に忠實な健康な工藝品を指すわけです。・・・その美は用途への誠から湧いて來るのです。」
  12. ^ 桑田忠親『日本茶道史』p.129-130「紹鴎侘びの文」より 河原書店、1975年 ISBN 978-4761100575
  13. ^ 岡倉天心『茶の本 The Book of Tea』p.16 IBCパブリッシング、2008年 ISBN 978-4896846850
  14. ^ 久松真一『わびの茶道』(昭和23年講演筆録)一燈園燈影舎、1987年 ISBN 978-4924520219 「・・・また今日名器として残っている朝鮮の茶碗なんか、ことに向こうでは何もお茶に使ったものではない、 ただ民間の食器であったものを択んだ。それが大した名器になって今日まで残っているのです。そういうものを好んで、 択び採ったその精神というものは、とりもなおさずこの侘数奇の精神であって、侘数奇の体系の中に包括したのであります。」
  15. ^ 河野喜雄 『さび・わび・しをり その美学と語源的意義』ぺりかん社、1983年 ISBN 978-4831503183
  16. ^ 進士五十八 ランドスケープの方法~土木家への提案~ JICE REPORT vol.24 2013.12
  17. ^ a b c d 復本一郎『さび 俊成より芭蕉への展開』塙親書57、1983年 ISBN 978-4827340570
  18. ^ 渡辺誠一『侘びの世界』p.13 論創社、2001年 ISBN 978-4846002985
  19. ^ a b c d 『芭蕉文集』「笈の小文」p.52 日本古典文学大系46 岩波書店、1959年 ISBN 978-4000600460
  20. ^ 潁原退藏『芭蕉研究論稿集成』第一巻 「さび・しをり・ほそみ」p.428 クレス出版、1999年 ISBN 4877330771
  21. ^ 藤村庸軒 『茶話指月集 2巻』今井重左衛門、1697 「いかにもさびている狐戸だけれども、遠くの山寺から人手をかけてもらってきたものだろう。侘びの心なら、麁相な猿戸が欲しいと戸屋に行って、松杉のを継ぎ合わせたものをそのまま釣りてこそさびて面白し。」
  22. ^ 復本一郎『芭蕉における「さび」の構造』p.49 塙選書77、1973
  23. ^ 松尾芭蕉『幻住庵記』「ある時は仕官懸命の地をうらやみ、一たびは佛離(ぶつり)祖室の扉(とばそ)に入らむとせしも」
  24. ^ a b c 寺田寅彦「俳諧の本質的概論」『寺田寅彦全集』第十二巻 岩波書店、1997年 ISBN 4000920820
  25. ^ 寺田寅彦「俳句の精神」『寺田寅彦全集』第十二巻 岩波書店、1997年 ISBN 4000920820
  26. ^ Bernard Leach (Adapter), Soetsu Yanagi (著) (1972) The Unknown Craftsman- Japanese Insight into Beauty. Kodansha International
  27. ^ Boye Lafayette De Mente "Elements of Japanese design : key terms for understanding & using Japan's classic wabi-sabi-shibui concepts" Tuttle Pub 2006


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