さいたま車両センター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/29 04:41 UTC 版)
大宮駅派出
大宮駅構内に大宮駅派出があり、異常時の初期対応などを行っている。
その他エピソード
- かつて、京浜東北線の車両の配置は浦和電車区(当時「北ウラ」)のほか、下十条電車区(北モセ)と蒲田電車区(南カマ)の3か所に分散していたが、1986年(昭和61年)3月3日のダイヤ改正の際に車両配置を浦和電車区に集約させ、下十条電車区は乗務員のみ配属の下十条運転区に、蒲田電車区は乗務員と横浜線の車両(1996年に大船電車区→鎌倉総合車両センター(現・鎌倉車両センター)に転出)の配置区となった。現在も下十条・蒲田は車庫として車両が留置されている。
- 乗務員が所属しているため2013年現在でもJR東日本の車両配置基地としては「車両センター」の名称を使用していなかったが、2015年3月16日からさいたま車両センターと改名された。同時に、乗務員配置を行う部署はさいたま運転区に分離設置された。車両センターに名称変更されていない車両基地は田端運転所・宇都宮運転所などがある。
- 209系電車0番台の側面大窓の改造工事に伴う予備車確保のため、当時の三鷹電車区に配置されていた500番台C515編成が当区に貸し出されて運用されたことがあった[9]が、編成番号札と所属区表記は「八ミツ」表記のままだった。一旦、三鷹電車区に返却の後、改めて転入して正式に当区配置のウラ84編成となり、ウラ90編成(901系A編成)を置換えた。
- ウラ91編成(901系B編成)・ウラ92編成(901系C編成)は、運用離脱時に当時の三鷹電車区からC514・C513編成をそれぞれ当区に転配し、ウラ83・ウラ82編成として置換えた。
- 当区を出入場する際には京浜東北線南行(大船方面)の線路を横断する必要があるため、敷地内私道上に踏切が設置されている。
脚注
- ^ a b 交友社『鉄道ファン』2023年7月号 「JR旅客会社の車両配置表」
- ^ a b c d e ジェー・アール・アール編『JR電車編成表』2023夏 交通新聞社、2023年、p.68-69。ISBN 9784330024233。
- ^ a b c d e 交友社「鉄道ファン」1997年8月号「103系から209系へ開設35周年を迎える浦和電車区」記事。
- ^ 国労東京地本委員長逮捕 読売新聞 1965年4月30日 夕刊9頁
- ^ 交通新聞社「JR電車編成表2015夏」69頁記事。
- ^ ジェー・アール・アール編『JR電車編成表』2017夏 ジェー・アール・アール、交通新聞社、2017年、p.356。ISBN 9784330787176。
- ^ 交友社『鉄道ファン』2019年7月号 「JR旅客会社の車両配置表」
- ^ JR発足後も大阪環状線や大和路線などでも使用していたが、1995年4月より現行のものに変更。
- ^ 『鉄道ファン』 2006年7月号 交友社 POST P169
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