クエンチエリア
シリンダーヘッドの燃焼室もしくは、底面とピストン頂面との隙間で、火炎が伝播したときに冷却により火が消える領域のこと。上死点におけるピストンとシリンダーへッド底面の距離が2mm程度になると、火炎がその隙間に入りにくくなり、ハイドロカーボンがこの部分で発生する。しかし、スキッシュをつけるためにはクエンチエリアが形成されるので、ガス流動を確保しながら消炎領域を小さくするように考慮されている。消炎域ともいう。
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