bcr-abl融合遺伝子

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bcr-abl融合遺伝子

【仮名】bcr-ablゆうごういでんし
【原文】BCR-ABL fusion gene

分断された9番および22番染色体が互いに入れ替わった場合にできる遺伝子。9番染色体にあったabl遺伝子が22番染色体上のbcr遺伝子と結合することにより、bcr-abl遺伝子が形成される。この融合遺伝子を伴った異常な22番染色体はフィラデルフィア染色体と呼ばれる。bcr-abl融合遺伝子は、慢性骨髄性白血病（cml）の患者の大半と、急性リンパ芽球性白血病（all）または急性骨髄性白血病（aml）の患者の一部に認められる。