007は二度死ぬ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/10 04:18 UTC 版)
『007は二度死ぬ』(You Only Live Twice)は、イアン・フレミングの長編小説『007』シリーズ第11作(単行本としては12冊め)。1964年にジョナサン・ケープより出版された。原題はフレミングが来日した際に「松尾芭蕉の俳句にならって[1]」詠んでみたという英文俳句[2]「人は二度しか生きることがない、この世に生を受けた時、そして死に臨む時」[3]に由来する。また英語の慣用句「You Only Live Once(人生は一度っきり)」のもじりである。日本でも同年に『007号は二度死ぬ』のタイトルで早川書房のハヤカワ・ポケット・ミステリで発売された。イアン・フレミングの生前に出版されたものとしては、最後の作品である(フレミングは次作であり遺作となった小説「黄金の銃をもつ男」の校正中に心臓麻痺で死亡した)。輸入版ペーパーバックの帯やハードカバー表紙には「二度だけの生命」の和訳がつけられていた[4]。
- 1 007は二度死ぬとは
- 2 007は二度死ぬの概要
- 3 出版
- 4 脚注・出典
固有名詞の分類
Weblioに収録されているすべての辞書から007は二度死ぬを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書から007は二度死ぬを検索
- 007は二度死ぬのページへのリンク