体積効率とは? わかりやすく解説

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体積効率

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/19 16:48 UTC 版)

体積効率(たいせきこうりつ)とは、4ストロークエンジンにおいて燃焼済みの排気と未燃焼の吸気を交換する能力を表す指標で、新気体積が当該気筒の排気量に対する比率を示す。大気圧や大気温度に依存しない指標である為、エンジン性能(能力)を示す指標として使用される。記号は、ηv (イータブイと発音)。


  1. ^ そのような仕組みがあると、ピストンによる排気ガスの押しのけ以外にも排気を促進する圧力が発生し、また、燃焼室直前で圧縮された新しい混合気は、エンジン外部の気温気圧に換算した場合に体積がより大きくなりやすいからである。自然吸気エンジンでも、吸気の慣性を最大限利用して効率を高める設計がなされる。
  2. ^ 4ストロークエンジンでは吸気と排気が完全に独立しているかのように模式化されるが、実際は両方が同時に行われている瞬間がある。これをバルブオーバーラップという。


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