UNGG炉
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UNGG炉はフランスで設計・開発された発電用原子炉である。天然ウランの金属燃料を使用する黒鉛減速・炭酸ガス冷却炉であり、名称はフランス語のUranium Naturel (天然ウラン)・Graphite (黒鉛)・Gaz (ガス) の頭文字を取ったものである。フランスの第1世代原子力発電所はいずれもUNGG炉を採用しており、その他スペインのバンデリョス原子力発電所1号機にも採用された。合計10基が建設されたが、主に運転員の人件費などの経済的な理由により1994年末までにいずれも運転を終了した。
- ^ Ten Years of Nuclear Power (Report). UKAEA. (1966) 2015年1月15日閲覧。.
- 1 UNGG炉とは
- 2 UNGG炉の概要
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