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新猿楽記

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/18 00:37 UTC 版)

新猿楽記』(しんさるがくき)は平安時代中期の学者藤原明衡による作品。ある晩京の猿楽見物に訪れた家族の記事に仮託して当時の世相・職業・芸能・文物などを列挙していった物尽くし・職人尽くし風の書物である。その内容から往来物の祖ともいわれる。


  1. ^ 中右記長治二年正月十二日条、『吉記承安四年二月七日条
  2. ^ 大江匡房『傀儡子記』による。
  3. ^ 嬉遊笑覧』巻七、祭会
  4. ^ 井浦芳信『日本演劇史』、至文堂、1963年。
  5. ^ 浜一衛『日本芸能の源流―散楽考』角川書店、1968年
  6. ^ 梁塵秘抄』巻二に「海老漉舎人はいづくへぞ、小魚(さい)すい舎人がり行くぞかし、此の江に海老無し下りられよ、あの江に雑魚(ざこう)のちらぬ間に」とある
  7. ^ 二中歴散楽や『雲集消息』上にも記載がある。
  8. ^ 本朝世紀長保元年六月十四日条に登場する仁安、『二中歴』散楽の仁難と同一か。
  9. ^ 『本朝世紀』天慶元年九月二日条や『法華験記』巻下などに、男根や女陰をかたどった神として描写されている。
  10. ^ 『稲荷神社考』
  11. ^ 『稲荷記』『稲荷大明神流記』
  12. ^ 源順編纂の『和名類聚抄』によれば馳射は「於无毛乃以流(おむものいる)」 と読む。これは追物射を意味する。
  13. ^ 「きしゃ」と読めば騎射一般、「うまゆみ」と読めば朝廷で行われた、流鏑馬に類似した行事を意味する。
  14. ^ 『二中歴』相撲に「氏長(薩摩)」とある。
  15. ^ 古典文庫本の重松明久の注では、舂塩と辛納豆に分ける。舂塩は不詳、辛納豆は唐納豆とする。また塩辛と納豆を分ける説もあり、だとすれば平安時代に糸引き納豆があった可能性もある。
  16. ^ 写本によっては「濁醪」とするものもある。


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