サポナリンとは? わかりやすく解説

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サポナリン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/09 02:44 UTC 版)

サポナリン(Saponarin)は、フラボングルコシドである。イソビテキシン(サポナレチン)の7-O-グルコシドである。サボンソウやヒスイカズラに含まれ、花の特徴的な緑色に寄与している。この特徴的な緑色は、マルビンアントシアニン)とサポナリンが1:9の割合で存在することによる共色素効果の結果である。表皮からの樹液のpH7.9の塩基性下では、この2つの色素によって、青緑色を呈する。実験により、弱酸性下では、サポナリンは強い黄色を呈し、花を緑色にすることが分かっている[1]トケイソウ属でも見られる。


  1. ^ Greenish blue flower colour of Strongylodon macrobotrys. Kosaku Takeda, Aki Fujii, Yohko Senda and Tsukasa Iwashina, Biochemical Systematics and Ecology, Volume 38, Issue 4, August 2010, Pages 630–633, doi:10.1016/j.bse.2010.07.014


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