STK 50MGとは? わかりやすく解説

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STK 50MG

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/02/19 03:35 UTC 版)

STK 50MG
STK 50MG
種類 重機関銃
製造国 シンガポール
設計・製造 STエンジニアリング
仕様
口径 12.7mm
銃身長 1,143mm
ライフリング 8条右回り
使用弾薬 12.7x99mm NATO弾
装弾数 ベルト給弾
作動方式 ガス圧作動方式
ロータリーボルト式
全長 1,778mm (銃床装着時)
重量 30kg(銃本体のみ)
発射速度 400~600発/分
銃口初速 890 m/s
歴史
設計年 1980年代半ば
製造期間 1988年~現在
配備期間 1991年-
関連戦争・紛争 ミャンマー内戦
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STK 50 MG(旧称CIS 50MG)は、当時シンガポール軍で広く使用されていたブローニングM2重機関銃を代替するため、1980年代後半にシンガポール・チャータード工業(CIS、現STエンジニアリング)が開発・製造した重機関銃である。代替の目的は、ブローニングM2と同じ弾薬を使用できる重機関銃の設計を実現し、兵站補給ラインの円滑化と銃の部品をより容易に入手可能にすることにあった。

概要

海上で使用されるSTK 50MG

CISの技術者たちは、アメリカで資金不足により中止されたブローニングM2重機関銃に代わる新型重機関銃の開発計画である、「ドーバー・デビルGPHMG」計画での教訓を開発に活かした。「ドーバー・デビルGPHMG」計画に関わった技術者であるカート・ジョンソンとフィル・ベイカーは、現代の戦闘教義や生産技術に適した、部品を交換することで、複数の用途に対応できるモジュラー式兵器を考案した。1988年、CISは2年間の開発・試験期間を経て、12.7mm機関銃を開発しこれがCIS 50MG(のちにSTK 50 MGに名称変更)と命名された。

STK 50 MGはガス圧作動方式の重機関銃であり、銃身両側に配置された2本のガスチューブ内に設置された二重ガスピストンによって作動する。銃身は、複数の放射状ラグを備えており回転式ボルトによって銃身延長部と噛み合うことでロックされ、ヘッドスペース調整の必要をなくしている。CIS 50MGはCIS ウルティマックス100軽機関銃と同じコンスタント・リコイル(一定反動)を採用しており、戦闘状況下や作戦機動中の銃身交換を容易にするためのハンドルを備えた着脱式の銃身も装備されている。

特徴

この重機関銃の特徴は、デュアルベルト給弾システムという1つの銃に2本の弾帯を接続し、2種類の弾薬を切り替えて使用できる給弾方式である。この方式により、 通常弾 からRaufoss Mk 211、あるいは軽装甲貫通弾(SLAP)への弾薬の迅速かつ容易な切り替えが可能となっている。これらの弾頭は、1kmの距離から厚さ25mmの圧延均質装甲板を貫通する能力を有する。

このようなシステムは、M242 ブッシュマスターMk 44 ブッシュマスター IIといった機関砲に採用されており、いずれもシンガポール陸軍のバイオニクス歩兵戦闘車に搭載されている。

運用国

運用国を青で示した地図

参考文献




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