PMSM試験・制御装置の更新
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 23:10 UTC 版)
「阪急8000系電車」の記事における「PMSM試験・制御装置の更新」の解説
8001Fは2012年8月から東芝製GTO-VVVFインバータを取り外し、新型の東芝製4in1 IGBT-VVVFインバータに、主電動機(定格出力は190 kW、定格回転数は2,000 rpm)を永久磁石同期電動機 (PMSM) に換装し実用試験に供されている。従来の誘導電動機とGTOサイリスタ素子を用いたインバータと比較して、力行の消費電力量約10 %削減、回生電力量約85 %増加、トータルで約50 %の消費電力量削減結果を得られることが実証された。 これにより、PMSMが1000系および7000系更新車(2016年度以降)で本採用へと至り、2016年には8001Fの残りの車両もASSY交換が実施された。その後も8004F, 8005F, 8002F(改造順)も同様の交換がなされている。 PMSMを用いた主回路機器に交換後の8001F 8001に試験装備されたPMSM駆動用の4in1 IGBT-VVVFインバータ装置右は断流器
※この「PMSM試験・制御装置の更新」の解説は、「阪急8000系電車」の解説の一部です。
「PMSM試験・制御装置の更新」を含む「阪急8000系電車」の記事については、「阪急8000系電車」の概要を参照ください。
- PMSM試験・制御装置の更新のページへのリンク