PIGEON_BLOODとは? わかりやすく解説

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PIGEON BLOOD

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/20 06:51 UTC 版)

PIGEON BLOOD
—ピジョンブラッド—
ジャンル SM調教シミュレーションゲーム
対応機種 Windows 95/98/Me/2000/XP
発売元 アボガドパワーズ
発売日 CD-ROM:2002年8月30日
DVD-ROM:2002年11月22日
レイティング CEROZ(18才以上のみ対象)
キャラクター名設定 不可
エンディング数 10個(バッドエンド4個含む)
セーブファイル数 12個
メディア CD-ROM
DVD-ROM
画面サイズ 800×600(フルカラー 24bit以上)
BGMフォーマット CD-ROM:PCM音源対応
DVD-ROM:WAVE音源対応
キャラクターボイス フルボイス
CGモード あり
音楽モード あり(全19曲)
回想モード あり
メッセージスキップ あり
オートモード あり
備考

DVD-ROM版限定4大特典

  • 特製卓上カレンダー
  • CD版未収録設定資料
  • ゲーム完全攻略資料
  • 高画質デモムービー
テンプレートを表示

PIGEON BLOOD』(ピジョンブラッド)は、2002年8月30日アボガドパワーズから発売されたアダルトゲーム。ゲームジャンルはSM調教シミュレーションゲーム。2003年ディスカバリーよりアニメ化されている。

アボガドパワーズ初となるBDSM作品で、ヒロインの服装によって調教内容が変化する仕組みをとっているほか、プレイヤーを査定する品評会システムも搭載されている。

ストーリー

ある日、クリスは豪邸の暗い部屋で目を覚まし、自分が調教師であるということ以外の記憶を失っていた。そこへレギーナという隻眼の美女が現れ、6か月間彼に豪邸を託す代わりに、少女リタを性奴として調教するよう頼み込んだ。

クリスはリタへ調教を重ねるにつれ、自分が調教師になる前の記憶を取り戻していった。

登場人物

の表記はPC版 / アニメ版の順。

クリス(Chris)
声 - なし / 華丘路朗
177cm。本作のプレイヤーである。赤い瞳と真っ白な肌で、プラチナブロンドの髪を持つ青年。
豪邸にて、自分が調教師であること以外の記憶を失った状態で目を覚ました。カオルコとヴァネッサからお館さまと呼ばれているが、実際は館主の傀儡でしかない。
リタ(Rita)
声 - 野神奈々
155cm、86(d)/55/84
本作のヒロイン。栗色の髪をした小柄な少女。ハードな調教や恥辱を煽るような調教には抵抗感を示すこともあるが、基本的には従順。
ヴァネッサ(Vanessa)
声 - 久利島聖子 / 鈴美巴
167cm、106(h)/61/90
主人公の補佐役。深蒼色の髪をしており、スーツと眼鏡を身に着けている。冷静な印象を持つが、実際はマゾヒスト。
カオルコ(Kaoruko)
声 - 松田美菜
175cm、83(c)/48/82
主人公の調教サポート役。赤いボブカットの女性。幼少時に受けた虐待の結果、性格が破たんしており、クリスと距離を縮めていくリタに対して激しい憎しみを抱いている。また、姉であるレギーナには逆らえずにいる一方、恐怖心を抱きはじめている。リタには「女王様」と呼ばせている。
カーン(Kahn)
声 - なし / NOMUKEN
クリスが調教師になる前から運転手をしている男性。無口で、あまり多くを語らない。
エルザ=マリア(Elsa=Maria)
声 - なし
豪邸で働くメイド。口にはゴム製のマスクをしており、常に筆談でコミュニケーションをとる。カオルコによる調教や人体改造の結果、脳細胞の一部が壊死したため、主人やカオルコ以外の者の指示を受けない一方、お館さまであるクリスを監視する役割を持っている。
コンラッド(Konrad)
声 - なし
使用人の1人で、ヴァネッサ専属の奴隷でもある少年。
レギーナ(Регина)
声 - 凛子
カオルコの実姉で、妹と共に虐待を受けた末に両親を殺した過去を持つ。美しいものが大好きで、クリスをそばに置きたいと考えている。

スタッフ

  • 原画:吉澤友章(ボブマスター)
  • シナリオ:猫柳まんぼ(山田びんご)
  • プログラム:浦和雄
  • サウンド:矢野雅士
  • グラフィックチーフ:赤塚弘樹
  • グラフィック:高尾知美、宮内理恵

関連商品

  • 『PIGEON BLOOD オリジナルサウンドトラック』 CANDYPOP、2002年12月21日発売、AUDIO-CD2枚組:OMCP-22/3
  • 『PIGEON BLOOD -ピジョンブラッド- DVDPG』 N43 Project、2005年11月30日発売 APG-03

アダルトアニメ

PIGEON BLOOD
-ピジョンブラッド-
OVA
原作 アボガドパワーズ
監督 MOGLES
脚本 佐藤博暉
キャラクターデザイン 松ヶ丘賢
音楽 佐野広明
アニメーション制作 AT-2Project
製作 ディスカバリー
発表期間 2003年11月28日 - 2004年3月26日
話数 全2話
テンプレート - ノート

2003年にディスカバリーより発売されたPCゲームが原作のアダルトアニメ。全2巻で、1話約30分。

  • 『PIGEON BLOOD -ピジョンブラッド- 1st Training』 2003年11月28日発売 DISE-0059
  • 『PIGEON BLOOD -ピジョンブラッド- 2nd Training』 2004年3月26日発売 DISE-0062
  • 『バーチャルアニメーション PIGEON BLOOD -ピジョンブラッド- 〜完全版〜』 姫ちゃんカンパニー、2009年1月23日発売 CAOA-002
    • 『1st Training』『2nd Training』を2編同時収録したVFTバーチャルアニメーション完全版。
スタッフ
  • 原作:アボガドパワーズ
  • エグゼクティブプロデューサー:田中辰弥
  • 監督:MOGLES
  • 脚本:佐藤博暉
  • キャラクターデザイン・作画監督:松ヶ丘賢
  • 絵コンテ:MOGLES[1話・2話]、三島由紀世[2話]
  • 演出:雄谷将仁[1話]、いとがしんたろー[2話]
  • 音楽:佐野広明
  • 美術監督:遥みふみ
  • 美術設定:益田賢治
  • 色彩設計:YAMAMOKO
  • 色指定:木村うぴこ[1話]、YAMAMOKO[2話]
  • 撮影監督:米噴水
  • 音響監督:ん念堂
  • 編集:関一彦(関編集室)
  • アニメーションプロデューサー:萬波賢
  • プロダクションマネージャー:伊藤将志
  • アニメーション制作:AT-2Project
  • 製作:ディスカバリー

外部リンク


PigeonBlood

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/03 15:51 UTC 版)

Pigeon Blood
ジャンル アドベンチャーゲームボーイズラブゲーム
対応機種 Windows Vista/7/8
発売元 PIL/SLASH
発売日 2014年10月3日
レイティング 18禁
キャラクター名設定 なし
セーブファイル数 150
キャラクターボイス フルボイス
CGモード あり
音楽モード あり
回想モード あり
メッセージスキップ あり
オートモード あり
テンプレートを表示

PigeonBlood』(ピジョンブラッド)は、PIL/SLASH制作著作のボーイズラブゲーム18禁)。2014年10月3日に発売された。

ストーリー

旧家である桐島家の次男として生まれた主人公・和樹は、当主であり兄でもある瑞樹の急逝により、図らずも桐島家当主の座を継ぐこととなる。当主となった和樹に与えられた最初の仕事は、桐島家に代々伝わる弔いの儀式「ふなうち」を49日間欠かさず行うというものだった。儀式を行う間、和樹は桐島家が所有する長野の別荘に滞在する事を余儀なくされる。 兄を弔うため別荘で静かに過ごす和樹の元に、ある日四人の青年が訪れる。四人はいずれも名家の御曹司だったが、暇を持て余した彼らによって和樹は理不尽な「ゲーム」を行わなければならなくなる。来訪者たちの存在に怯える日々の中、別荘の周辺では奇妙な出来事が起こり始めていた。

登場人物

桐島家

桐島 和樹(きりしま かずき)
声 - 松田春樹
主人公。身長172cm。桐島家の次男で、現在は東京の大学に在学中。兄・瑞樹の急逝により桐島家最後の一人となってしまい、思いがけず当主の座を継ぐことに。社交の全てを瑞樹に任せていた為、他家との交流経験が殆どない。また、次男である和樹は当主になる予定がそもそも無かったという経緯もあり、桐島家の儀式に関する知識に疎い。優秀で優しかった兄を手放しに信頼・尊敬していた。他者を疑わない優しい性格の持ち主だが、結果としてそれが来訪者四人の暴挙を許してしまうことに繋がった。美作曰く「そのへんの女の子よりは綺麗」な容姿をしている。
桐島 瑞樹(きりしま みずき)
声 - 河村眞人
桐島家の長男であり、桐島家前当主。故人。両親が若くして他界し、学生の身で当主となった。弟の和樹を溺愛しており、和樹を全ての危険から遠ざけるべく心血を注いでいたが、その一方で和樹の安全の為なら他者の犠牲を厭わない節があった。趣味は狩猟と日本画で、散弾銃とアトリエを所持している。生前は時折個展を開いていた。

来訪者

美作 祥輔(みまさか しょうすけ)
声 - 佐藤タカ
身長183cm。大財閥の中核・美芳(みよし)グループの次男であり、来訪者四人の中ではリーダー格の存在。美作家は桐島家の縁戚でもある。華やかで美しい容姿と柔らかい口調とは裏腹に、その言動は一貫して悪辣。頭脳明晰で口が達者だが、それは主に他者を陥れる為に役立てられる。和樹に悪趣味な「ゲーム」を持ちかけた張本人。趣味は日本画で、何度か瑞樹の個展を訪れたこともある。その際に和樹の姿を見かけていた。
橘 裕也(たちばな ゆうや)
声 - 髭内悪太
185cm。名門である橘財閥の次男。後継ぎではないが「昭和の怪物」と呼ばれた祖父・玄七郎から目をかけられて育った。非力で中性的な外見の和樹を「お嬢ちゃん」「子鹿ちゃん」と呼び蔑んでいる。恵まれた体格の持ち主で、並大抵の人間では敵わない腕力を有する。基本的に出された食事には文句をつけない主義。生前の瑞樹を狩りに誘ったことがある。
雪ノ宮 透(ゆきのみや とおる)
声 - 634
178cm。大財閥・雪ノ宮家の次男。美作や橘のように和樹に対して直接的な行動をとる事はないが、和樹が困っていても特に助けようとせず、傍観者的立場を貫く。桐島家全体に対してあまり良い印象を持っていないらしく、シニカルな言動が多い。綺麗なもの・美しいものが好きで、水沢のピアノの腕を高く評価している。家族と大変折り合いが悪く、家に寄りつこうとしない。
水沢 博嗣(みずさわ ひろつぐ)
声 - 清風涼
173cm。名門財閥である水沢家の長男。外見によらずピアノが特技でセミプロ級の腕を持っているものの、その演奏を他者に聞かれるのは苦手。四人の中では比較的真っ当な精神の持ち主であるが、そうであるが故に和樹から若干舐めた態度を取られてしまい、そのことを不服に思っている。手先が器用であり、機械の修繕が得意。四人で乗っていた車が不調に見舞われた際その修理を買って出た。

桐島家の関係者

和泉 馨(いずみ かおる)
声 - 錦戸智久
桐島家に代々執事として仕える和泉家の生まれで、現在は執事見習いの身。瑞樹と同じく和樹を大切にしているが、桐島家の儀式を重要視するあまり、現当主の和樹の意に反する行動に出てしまうこともある。美作達と和樹の間で行われている「ゲーム」のことをある程度把握しており、美作達の存在を苦々しく思っている。
四藤 依子(しどう よりこ)
声 - 宮本野明
桐島家所有の別荘で家事の一切を取り仕切るお手伝いさん。和樹が儀式に使う注連縄の作製業務も担っている。料理が上手で、材料と時間さえあればリクエストされたものは大抵作る事が出来る。普段は穏やかで人の良い性格だが、桐島家の儀式に関することとなると人が変わったようにヒステリックになる。美作達の本性や「ゲーム」については何も知らず、彼らは和樹の友人だと思っている。
滝澤 昌之(たきざわ まさゆき)
声 - 中務貴幸
庭師として桐島家に勤める真面目な青年。庭仕事や買い出しのほか、依子には難しい力仕事を任されている。依子同様、彼も美作達が別荘に滞在している理由が「ゲーム」であることは知らされていない。
和泉 孝治(いずみ こうじ)
桐島家に勤める執事頭で、馨の父。東京の本宅で桐島家の一切を取り仕切っている。
大森 匡(おおもり たすく)
声 - 縞馬男爵
桐島家所有の敷地内に不法侵入してきた饒舌な男。腕にトライバルの刺青がある。軽妙な口調で和樹に「とある提案」をしてくるが、敷地内への不法侵入に加え、自身の職業についての話が二転三転するなど胡散臭い所がある。自らを桐島の関係者であると自称する。

スタッフ

  • シナリオ - 片桐由摩、中条ローザ、松永也槻、喜屋武米助 、金山じゅん
  • 原画・キャラクターデザイン - コウジ
  • イメージ画 - 大石竜子
  • SDキャラクターデザイン - スズケン
  • 音楽 – 鷹石忍、細井聡司、鈴葉ユミ、Music-Note.jp

挿入歌

  • オープニングテーマ「PigeonBlood
  • ハッピーエンドテーマ「陽光の下で
  • バッドエンドテーマ「忌唄
    • 上記3曲とも作曲・編曲は鷹石忍が担当した。

外部リンク


ピジョン・ブラッド

(PIGEON_BLOOD から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 07:07 UTC 版)

ピジョン・ブラッド(Pigeon Blood)

  • ルビーのうち、ミャンマーなどで産出される最高級品、またはその色。
  • 七宝焼のうち、尾張で作られた赤の釉薬を用いたもの。
  • PIGEON BLOOD - 2002年に発売されたアダルトゲーム。
  • PigeonBlood - 2014年に発売されたボーイズラブゲーム。
  • 榎木洋子による1997年の小説。「影の王国」シリーズの1巻
  • 篠田節子による2005年の小説。
  • 吉田珠姫による2006年のボーイズラブ小説。



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