OMTとUML
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/14 03:11 UTC 版)
「ジェームズ・ランボー」の記事における「OMTとUML」の解説
詳細はOMT、UMLを参照 先述したとおり、OMT のモデル図の概念と記法の多くが UML (Unified Modeling Language; 統一モデリング言語) に引き継がれている。 OMT (Object Modeling Technique; オブジェクトモデル化技法) は、オブジェクト指向ソフトウェア開発方法論であり、1990年頃にジェームズ・ランボー、マイケル・ブラハ、ウィリアム・プレメラニ、フレデリック・エディ、ウィリアム・ローレンセンなどの人々によって開発された。 システムの静的な構造を記述するオブジェクトモデル図は、UML のクラス図と良く似ている。 システムの動的な側面を記述する状態図には、デヴィッド・ハレルの状態遷移図を採用しており、UML の状態機械図 (状態遷移図) と良く似ている。 システムの各機能を記述するデータフロー図には、伝統的なデータフロー図を採用している。データフロー図には、データの流れ (データフロー) やデータを扱うプロセスなどを記述する。UML のアクティビティ図は、データフロー図とあまり似ていないが、オブジェクトフローやコントロールフローを活用することで、データフロー図と同等以上の記述能力をもつ。
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