OK-550型原子炉とは? わかりやすく解説

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OK-550型原子炉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/18 22:25 UTC 版)

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OK-550型原子炉(OK-550 reactor)は、ソ連海軍705号計画型潜水艦NATO報告名:アルファ型)に搭載された原子炉。

濃縮ウラン235燃料を用い、鉛ビスマス合金を一次冷却材とする液体金属冷却炉で、155メガワットの出力を発生させた。

OK-550型はOKBMにて設計され、705号計画型の1番艦K-64ただ1隻のみに搭載された。K-64は1971年12月に竣工と同時に就役し、洋上試験を開始したが、OK-550は信頼性が低く、同年には出港準備中のK-64の冷却材が凝固をはじめ、乗員や専門家が対策に奔走したが凝固が止まらず、原子炉を停止せざるを得なくなった[1]。705号計画型は2番艦以降はBM-40A型原子炉を搭載して建造された[1]

脚注

  1. ^ a b ポルトフ[2005:41]

参考文献

アンドレイ・V.ポルトフ、2005、『ソ連/ロシア原潜建造史』、海人社

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