OK-150とは? わかりやすく解説

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OK-150

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/12 08:36 UTC 版)

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OK-150およびOK-900は、ソビエト連邦で開発された船舶の推進用原子炉である。濃縮ウラン235燃料を使用する加圧水型原子炉 (PWR) で、ソビエト連邦およびロシア連邦原子力砕氷船で採用された。開発はOKBMアフリカントフが担当した。

OK-150仕様:

冷却材・減速材には蒸留水を使用した。炉心は高さ1.6 m、直径1 mで、7,704本の燃料棒からなる219体の燃料集合体が装荷された。遮蔽体には金属片を混ぜたコンクリートが用いられた。

OK-900A仕様:

  • 燃料:90%濃縮ウラン-ジルコニウム合金金属燃料
  • 燃料搭載量:150.7キログラム
  • 電気出力:171メガワット

世界初の原子力船レーニンは、建造当初はOK-150を3基搭載していた。その後、1965年・1967年に深刻な事故を起こして損傷したため取り外され、OK-900 2基と交換された。

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