ナタリー・ヴォルムスベッヒャーとは? わかりやすく解説

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ナタリー・ヴォルムスベッヒャー

(Natalie Wormsbecher から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/08 05:52 UTC 版)

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ナタリー・ヴォルムスベッヒャー(2008年)

ナタリー・ヴォルムスベッヒャー(Natalie Wormsbecher、1986年2月12日 - )は、ドイツイラストレーター漫画家である。ベルリン在住。

人物

子供の頃からイラストに興味を持ち、13歳のときに日本漫画を愛好するようになる。2003年のManga-Talenteにおいて短編「ユミコ」(Yumiko)が入賞。2005年には,Animexx-Zeichner社から、自費出版という形で短編集「マンガ・スポット」(Manga Spot)を公刊した。その後、同人誌やアンソロジー集への投稿を手がけながら、海外の漫画出版大手であるTOKYOPOP社を通じて商業デビューを果たし、「夏の雨」(Summer Rain)、「魔少年ライン」(Dämonenjunge Lain)、「命の樹の守り人」(Life Tree's Guardian)など、一連の中・長編少女漫画を発表している。ネットで漫画の描き方をレクチャーするなど、日本スタイルの普及にも貢献。なお、本職はフリーのイラストレーターである。

作風

日本漫画愛好家を自称するだけあって、画風は日本の漫画から大きな影響を受けている。お手本にしているのは小畑健であると述べており[1]少女漫画ではなく少年漫画を模範としているようである。但し、絵は一見して少女漫画タッチであり、ストーリーも少女漫画の王道である純愛物あるいは恋愛ファンタジーを中心に展開される。また、「友情」や「家族」と言った人間関係を巡るドラマにも力点が置かれている。物語を作るにあたって特に影響を受けた人物として、小花美穂尾田栄一郎を挙げた[2]

脚注

  1. ^ AnimaniA Nr. 03/2007, S. 35
  2. ^ AnimaniA Nr. 03/2007, S. 35

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