M19対戦車地雷とは? わかりやすく解説

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M19対戦車地雷

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/01 09:33 UTC 版)

M19対戦車地雷

M19対戦車地雷M19 mine)は、オリーブ色の大型の四角形のプラスチックに梱包されたアメリカ合衆国対戦車地雷。金属の部品は銅の起爆薬容器とステンレスの撃針の2つで計2.86gしか使われておらず、発見しづらい。無火薬化されたM80擬地雷も生産されている。

概要

プラスチック製のケースはオリーブグリーンであり、中央に大型の信管を有する。側面1箇所に把手がある。信管はM606信管が取り付けられ、これにはセーフとアームドの両モードに設定できるスイッチがある。地雷除去対策用に第2信管の装着も可能で、引張式のM1アクチベータまたはM5「マウス・トラップ」が用いられる。

アメリカ軍における備蓄量は、1990年の湾岸戦争時でおよそ74,000発、2002年時点で63,000発であるとされる[1]

チリ韓国トルコライセンス生産されており、イランではコピーが生産されている。

他にもアフガニスタンアンゴラチャドチリキプロスイランイラクヨルダン朝鮮半島レバノン西サハラザンビアで使用された。

諸元

  • 重量:12.7kg
  • 大きさ:332×332mm
  • 高さ:94mm
  • 爆薬:コンポジションB10kg
  • 作動圧力:170±55kg



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