リトル・ジョー5B号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/09 08:36 UTC 版)
リトル・ジョー5B号(リトル・ジョー5Bごう、英: Little Joe 5B)はアメリカ合衆国のマーキュリー計画の一環として行われた、マーキュリー宇宙船用緊急脱出用ロケットの無人の発射試験である。試験ではマーキュリー宇宙船の実機である14A号機が使用された。1961年4月28日、バージニア州ワロップス島から発射され、最大高度4.5キロメートル、飛行距離14キロメートル、最大速度は時速2,865キロメートルに到達し、加速度は10g (98m/s²) だった。試験は5分25秒で成功裏に終了し、宇宙船は回収された[1]。
- ^ “This New Ocean: A History of Project Mercury - NASA SP-4201”. NASA Special Publication-4201 in the NASA History Series. p. 9 (1966年). 2009年4月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年6月26日閲覧。
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