リトル・ジョー2号とは? わかりやすく解説

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リトル・ジョー2号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/28 09:36 UTC 版)

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リトル・ジョー2号
リトル・ジョー2号の発射
任務種別 緊急脱出用ロケット発射試験
運用者 NASA
任務期間 11分6秒
飛行距離 312キロメートル
遠地点 85キロメートル
特性
宇宙機種別 マーキュリー宇宙船実物大模型
製造者 マクドネル・エアクラフト
打ち上げ時重量 1,007キログラム
任務開始
打ち上げ日 1959年12月4日 16:20UTC
ロケット リトル・ジョー
打上げ場所 ワロップス飛行施設 LA-1発射台
任務終了
着陸日 1959年12月4日 16:31UTC

マーキュリー計画
緊急脱出試験

リトル・ジョー2号(リトル・ジョー2ごう、: Little Joe 2)は、マーキュリー宇宙船の開発のために行われた飛行試験である。宇宙空間で人間にかかる様々な負担を調べるため、アカゲザルサム (SAM) を機体に乗せ、宇宙の一歩手前まで送った。

リトル・ジョー2号に乗せられる、宇宙に行った動物の中の一頭であるサム

機体は1959年12月4日、米東部標準時11:15にアメリカ合衆国バージニア州ワロップス島から発射され、高度88キロメートルに到達した。搭載されていた猿のサムは駆逐艦USSボーリー (USS Borie) によって大西洋上で無事回収された。サムは宇宙に行った動物の中の一頭であり、サン・アントニオの航空医学学校 (School of Aviation Medicine) から送られたもので、名前は同校の頭文字からつけられた。

飛行に使用されたマーキュリー宇宙船の実物大模型は、現在はバージニア州ハンプトンの空軍公園博物館に展示されている[1]

脚注

 この記事にはアメリカ航空宇宙局が作成したアメリカ合衆国政府の著作物であるウェブサイトもしくは文書本文を含む。

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