LMS_2-6-2T蒸気機関車_(ファウラー)とは? わかりやすく解説

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LMS 2-6-2T蒸気機関車 (ファウラー)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/17 14:11 UTC 版)

LMS 2-6-2T蒸気機関車 (ファウラー)
40022セントパンクラス-レスターラインのラドレット近く(1958年8月30日)
基本情報
運用者 ロンドン・ミッドランド・アンド・スコティッシュ鉄道
イギリス国鉄
設計者 ヘンリー・ファウラー英語版
製造所 LMSダービー工場
製造年 1930年 - 1932年
製造数 70両
運用終了 1962年
主要諸元
軸配置 2-6-2(1C1)
軌間 1,435 mm
機関車重量 71.6 t または 73.0 t
先輪 1,003 mm
動輪径 1,600 mm
従輪径 1,003 mm
シリンダ数 2気筒
シリンダ
(直径×行程)
444 mm × 660 mm
ボイラー圧力 1.4 MPa
引張力 95.57 kN
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LMS 2-6-2T蒸気機関車(LMS 2-6-2Tじょうききかんしゃ)は、イギリスロンドン・ミッドランド・アンド・スコティッシュ鉄道(LMS)が導入した蒸気機関車の1形式である。LMSでは3P、イギリス国鉄では3MTに分類された。車輪配置 2-6-2(1C1)のタンク機関車で、1930年から1932年の間にLMSのダービー工場で製造された。

ウィリアム・スタニア英語版は本形式をベースに、テーパーボイラーを装備したLMS 2-6-2T蒸気機関車 (スタニア)を設計している。

概要

最初は15500 - 15569の番号が付けられていたが、1934年からは1 - 70の番号に付け直された。1948年に国有化された後、イギリス国鉄は40000を追加して40001 - 70の番号を付けた。

番号15520 - 39(後の21 - 40および40021 - 40)には、ロンドン周辺で機能する復水装置が取り付けられていた。復水装置を装備しなかった数台は真空操作のプッシュプル制御を備えていた。

1959年から1962年の間に全車が廃車となった。保存されたものはなかった。

出典

  • Rowledge, J.W.P. (1975). Engines of the LMS built 1923–51. Oxford: Oxford Publishing Company. ISBN 0-902888-59-5.

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