アリラン1号とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > アリラン1号の意味・解説 

アリラン1号

(KOMPSAT-1 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/11 07:13 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
アリラン1号
所属 大韓民国科学技術部
国際標識番号 1999-070A
カタログ番号 26032
打上げ日時 1999年12月21日
通信途絶日 2007年12月29日
運用終了日 2008年2月20日
物理的特長
本体寸法 直径:1.33m
高さ:2.13m
質量 510 kg
軌道要素
周回対象 地球
高度 (h) 685 km
軌道傾斜角 (i) 98.13 度
軌道周期 (P) 98.4分
搭載機器
EOC 電子走査式高分解能パンクロマチックカメラ
OSMI 2次元CCD海洋観測用マルチスペクトルイメージャー
SPS 宇宙物理学センサー
テンプレートを表示

アリラン1号 (KOMPSAT-1) は韓国航空宇宙研究院 (KARI) がTRW社の技術を導入して開発した多目的実用衛星[1]。韓国の民謡アリランから命名。

設計

アリラン1号は、地形図の作成・海水色観測・宇宙環境の監視を目的としていた。画像の解像度は6.6mだった。TRW社のT200Bバスの技術移転と技術指導を受けて設計された。

運用

1999年12月21日トーラスロケットでアメリカ・カリフォルニア州ヴァンデンバーグ空軍基地から打ち上げられた。

2007年12月29日に通信途絶状態になり、2008年2月20日に公式に運用を終えた。科学技術部は、KARI地上局からの衛星軌道情報の入力ミスが原因で衛星が不安定化し、通信途絶に至ったと分析した。衛星は設計寿命3年を上回る約8年の間に地球を4万3000周回し、朝鮮半島や全世界の衛星映像約44万枚を撮影した[2]

注記

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「アリラン1号」の関連用語

アリラン1号のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



アリラン1号のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのアリラン1号 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS